元寇について「モンゴル帝国に勝った日本ってすげー!」「日本武士は世界最強!」といった内容をネット上でよく見るのですが、とても違和感を感じます。 モンゴル帝国の大都,上都,カラコルムの3都市全てを落とし、"モンゴル民族にとってホームグラウンド"であるモンゴル高原における戦いでもハーンが直接率いたモンゴル軍を破る(ブイル・ノールの戦い等)などした明朝と比べ 元寇は、得意の騎馬が使えずはるばる海を超えて遠征してきた、本来の実力を出せないモンゴル軍に対し"日本武士にとってホームグラウンド"である九州北部で"防衛に成功"したに過ぎません。 なのに前者の明朝の戦績はほとんど知られず、元寇は「運命の最終決戦!」などと題して持て囃されているのは何故ですか?
日本史