ID非公開さん
2022/1/11 20:45
18回答
どうして女系天皇はダメなのですか?
どうして女系天皇はダメなのですか? 煽りではなくて、ただ単に理由を知りたいだけです。
政治、社会問題・657閲覧
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ベストアンサー
結論を言ってしまえば「伝統だから」ですが、ここの回答欄は粗悪な回答者が目立ちますね。 女系擁護などはわざわざ論調として取り上げる価値すらも無いので無視しますが、男系擁護の中にも稚拙で愚かな思い込みをしている者が多数おります。 DNAだとか父親を辿れば誰々だとか、そんなものは男系擁護の理由にはなりません。 男系を擁護するのは当然であれども、系譜を辿れば男系だから、などという神武天皇Y染色体論を唱える者も多く、逆に女系天皇擁護論者も天照大御神が女性神であるから女系が許されるなどとする天照大御神X染色体論(女性神論)を持ち出す者も出てきています。 皇統をDNAや家系図で語ることが如何に愚劣で有害であるかについて、以下に述べます。 生物学において、DNAというのは「死」あるいは「性別」の起源であるとされます。性別のある生命体は、種族保存のために例外なくDNAを持ち、そして例外なくやがては死に至るのです。もし、神に性別があるとするならば、神はDNAを持つ存在であることを意味し、寿命の差はあれどいずれは死を迎えるということになります。 さて、この世界のどこに「神が死ぬ」ことを認める信仰があるのでしょう。 神は死なない。そして黄泉國は死後の世界を意味しないのです。これは揺るぎない真実なのです。 神にDNAが無いことは、神に性別がないのと同義であると前述しました。神には性別はなく、「作用」があるのみです。肉体を「体」とし、それが持つ作用を「用」として区別すれば、神に死が存在しないことの証明になります。 もしDNAなどで男系を語ろうものならば、それすなわち神にもDNAがあり、神が死ぬことをも意味します。これは神を否定するということであり、筆舌に尽くし難い冒涜です。 男系男子が伝統として守られてきた理由としては、女人禁制の宮中祭祀があること、天皇は大元帥であること、閨閥による皇位略奪の可能性があること、の3点が挙げられます。 皇統は、我が国の國體であり最高規範なのです。 宮中祭祀には春季・秋季皇霊祭があります。これは皇霊の御魂を受け継ぐ儀式であり、一般的には春分の日・秋分の日として国民にも馴染みがある大祭ですが、女人禁制です。 また、太古より天皇は兵力を司る最高統率者とされており、明治期には天皇は軍部を統べる大元帥となり、統帥権を保有しました。だから天皇は男子でなければならないのです。 そして、少しでも小学校で歴史を勉強した者であれば、蘇我一族、藤原一族、平一族といった閨閥が皇統を乗っ取り、政治を私物化してきた史実があると学習したはずです。もし男系男子という皇統を護らなければ、幾度と閨閥による天皇の略奪、国家の私物化が繰り返されてきたことでしょう。このような混乱から日本を守るために男系男子に限定したのです。 以上で述べた通り、皇統とは伝統そのものであり、DNAなどという軽薄な要素を根拠とすべきではありません。 仮に女系だとしても、数人の女子の天皇がいたとしても、先例と伝統は異なります。皇統は男系男子のみが受け継ぐべきなのです。
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やはり、文章理解力に欠けた人間が支離滅裂な反論をしていますが、私が上記で述べたのは、あくまでも男系男子が伝統として護られてくるに至った歴史的経緯です。この歴史的経緯がすなわち「伝統」なのであり、それを現代でも維持する必要性があるのです。 やれ自衛隊の最高指揮官が総理大臣だとか、過去に女帝がいたとか、これは醜くも論点の的をズラしたにすぎません。
質問者からのお礼コメント
一番説得力があったのでベストアンサーとさせていただきます。
お礼日時:1/17 20:52