素人ならGM(ガイガー・ミュラー)菅を用いたサーベイメータが使い易いと思います。
金属やガラス部分は洗ったら簡単に落ちるから、測定してもまず検出できない。(まず出ない所を測定しても面白くない)
自動車で使われている素材なら、ゴム製品は放射性物質を吸着し除染し難い(殆どできない)のでドアの部分とかを測定すると良いと思います。
簡単に交換できる部分は交換しているかもしれないから、交換が面倒な場所で使われているゴム等を測ると面白いと思います。
ただ、放射性の汚染で怖いのは遊離性の汚染(洗えば落ちる汚染)で、それが手等に付き、口に入ったりするのが危険。
ゴム製品等に付いて取れない汚染(固着性汚染)は少々汚染してても問題はない。
走行直後のエアフィルターは、地面等から出てきたラドン・トロン(天然核種)を集めているので、かなりの放射性物質が検出されてもそれで正常。
1晩放置して測定し、それでも検出されたら異常と判断できる。
溶接棒は天然の放射性物質が含まれているから、溶接部分が少し高く検出される可能性がある。
蛇足
最近の蛍光灯は、スイッチを入れたら直ぐに点灯するように放射性物質を封入しているので、蛍光灯を測定すると少し検出される。
キャンプ等に使うランタンのマントルは、トリウム(天然核種)が含ませている製品が多く、かなりの高い濃度で検出される。
測定器の性能検査(作動確認)に使えて便利。
被ばくを気にしているのであれば、放射性物質で汚染された車両よりも、国際線の飛行機を乗った時の被ばくの方がよっぽど被ばくする。
精密な放射線を測定する装置(Geガンマ線測定装置等)であれば、人間の汗に含まれる放射性物質(天然核種)も汚染の原因(測定を妨害するもの)となるので、そういう装置は素手で触ったりしちゃダメ(人間も結構放射性物質(天然)を持っているからね。