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はい、ご推察のとおりですね。 あれこれ名前関係の辞書等を引いて確認しましたら、例 えば、「小川のそば、近くに住んでいる人」を意味した とあります。 他方では、語源不明とするものもあります。 南のレーゲンスブルクでは1342年に、この家名が正式に 登録されている由で、かなり古い名前であることがわかり ます。 ーーーーーーーーー そこから派生して、のち次のように職業と結びついた名前 もある。 Bachschuster:小川のそばの靴や Bachofen:小川のそばのパン屋(オーヴンがパン焼きを 意味する) ーーーーーーーーー 歴史的には、中世の低地ドイツ語では、浅い川、水量の少な い狭い川、ほとんどの場合、舟での通行はできない小さな川 のことを beke と呼んでいたらしい。 そこからいろいろと変化し、低地ドイツ語では bäke, bieke となり、それは取りも直さず現在の Bach を意味していると いう。 現在でも、上の bäke Bäke は、小川の名前としてドイツ中 に数多く残っている。たとえば: Ellenbäke Bockeler Bäke Flachbäke などなど枚挙にいとまがないくらい。 ーーーーーーーーー 音楽家のJ.S. Bach の家系はハンガリー在住のルター派の プロテスタントだったために、かの地での迫害を逃れてド イツのテューリンゲンに移り住み着いた。 当時の主人はパン焼き職人だったが、この場合には Bachと backenは直接には無関係。 ーーーーーーーーー そのバッハ家の子孫が、さらに難を逃れて日本までやって きて、次のように日本流に名前を変え、音楽家まで輩出し、 今日に至っている。 小川さん 細川さん など。 (この説は完全に 「アプリル、アプリル!」、 (1月のApril fool です。決してかつがれませんよう。) なお、ベトナムには "Bách"さんがたくさんいると辞書の統計 にあります。ただ、発音は「バク」に近いようですが。
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