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アンチっぽく考えると本来ならば選考基準に入れてはならないドラマ性(下積みの長く報われて来なかった中年~壮年男性のコンビが若く実力のある多くの芸人達の中からトップに選ばれるという奇跡)が、今何かと暗くて閉塞感のあるご時世において観る人に感動や温かい気持ち、くすぶっている人達が「もうちょっと頑張ってみようか」と思わせてくれる素晴らしい大会となるため。 そしてそれにプラスして好感度の高さから優勝結果に文句を言う人はほとんどいないであろうという予測の元だと思います。 好意的に考えると錦鯉はオズワルド(多分優勝候補は本来彼らだったと思います)のようなハイレベルなセンスとテクニック、シュルレアリスムは持ち得ていませんが、分かりやすくて漫才の腕を見ている目の肥えたお笑い好きな若者~中年の世代だけでなく、お笑いにあまり興味のない人や子供・お年寄りに面白いと思って貰える、万人受けする漫才だと思います。 ちなみに私の親はインディアンスの漫才は喋りが早過ぎて何を言っているか全然聞き取れないと言っていました。 個人的に考えると錦鯉はツッコミの渡辺さんが全般的に非常に能力値が高く、冷静沈着でしかも出しゃばらない。何故この人がこれまで売れなかったのかが不思議なくらいです。長谷川さんを引き立てつつ上手に操り間の取り方も抑揚の付け具合も素晴らしいです。 事務所が同じ芸人達から「ソニーの頭脳」と呼ばれています。 この人は放送作家、司会業、それに役者にも向いていると思います。芸人の枠を越え、今後大いに飛躍すると思われます。
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好意的に考えると…→他2コンビよりも万人受けする漫才だったから。 個人的に考えると…→大味なようで実は渡辺さんにより緻密に計算されている漫才だった。長谷川さんの五十路やおバカキャラを上手に使い会場を一番沸かせた。 文面がちょっと変だったので補足させて貰いました。
質問者からのお礼コメント
すごく分かりやすい回答ありがとうございます。 納得できました!
お礼日時:1/18 9:31