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美術の授業で奉納祭壇画について学習しているのですが、ヤコポ・デル・セッライオが8場面の最初の主題を描いた作品はなぜ奉納祭壇画と言われているのでしょうか。

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回答(3件)

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なんでって、このような形状(矩形でない、観音開きだったりする)で 教会に「奉納」されたから としか言いようがありません。 ネット画像を見ただけなのかもしれませんが、 西洋美術館には同様な作品が他にもありましたよね。

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この作品は、 ヤコポ・デル・セッライオ[フィレンツェ, 1441年頃 - フィレンツェ, 1493年] 奉納祭壇画:聖三位一体、聖母マリア、聖ヨハネと寄進者 制作年 1480-85年頃 材質・技法・形状 テンペラ、板 寸法(cm) 127 x 75 国立西洋美術館蔵 ですね。 英語では Votive Altarpiece: the Trinity, the Virgin, St. John and Donors と言います。 >奉納祭壇画 とは何かということですね。 Votive Altarpieceをそのまま訳せば奉納された(Votive)祭壇画(Altarpiece)となります。 この作品は、教会が注文した作品ではなく、教会に深く関係を持った教会員が個人的に、教会に奉納した作品ということになります。 奉納されたとは、読んで字の如く、誰かが教会に信仰上の願いを実現するために、その作品を奉納、寄進した作品という意味です。 この作品の場合、全くの個人的理由がそうさせたと言えます。 それは、十字架の根元近くに、二人の遺体が見えます。 この二人は、寄進者の妻と娘です。何らかの理由で、この二人は同じ時に(あるいはほぼ同時に)亡くなったのでしょう。事故あるいは、病気でしょうか。 この最愛の二人を亡くした人(奉納者)の心中を察してください。悲しみが癒されることを願ってこのようなことをしたと考えられます。 このような例は、当時のヨーロッパではよく見られました。 この作品は、愛するものの死を悲しみ、かつ、二人に死者の死後のことを神に委ねることを表しています。 おそらく、奉納者は、名士であったでしょう。敬虔なキリスト者であり、全財産をつぎ込むような勢いで、この作品を画家に依頼し、教会に奉納、寄進したのです。

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奉納された祭壇画なので、奉納祭壇画。 奉納画:信者が誓願や祈願のため、聖所に献納する絵。 祭壇画:キリスト教の教会で、祭壇の背後に掲げられている宗教画。祭壇飾り。 この絵が制作されたのは1480年代前半。 奉納した人(寄進者・セッライオに祭壇画を依頼した人)は、亡くなった妻と娘(1479~84年にかけてフィレンツェ大流行したペストで亡くなったらしい)の冥福を祈るためにフィレンツェの教会に奉納する祭壇画を依頼したそうです。 タイトルにある『聖母マリア、聖ヨハネと寄進者』は 聖母マリア➡左の人(光輪がある) 聖ヨハネ➡右の人(光輪がある) 寄進者➡マリアの隣にいる人、寄進者の息子はヨハネの隣 手前の白い布に包まれた2人が亡くなった妻と娘 出典は国立西洋美術館