昔、税理士に聞いたことがありますが、それは難しいとのことです。 それは、国税庁の見解が、 「納税者が自己または自己と生計を一にする配偶者やその他の親族の負担すべき社会保険料を支払った場合には、その支払った金額について所得控除を受けることができます。」なので、 年金から徴収（天引き）されているということは、支払ったのは本人だということが明確だからだそうです。 75歳までは、国民健康保険だったので、保険料は世帯主（納税者）が支払ったとして所得控除の対象だったのに、65歳以降（介護保険）や75歳以降（後期高齢者医療保険）の保険料が年金からの天引きになってしまうと、それができなくなってしまうようです。 ただ、 後期高齢者医療保険の保険料は、年金からの天引きでなく、家族の口座からでも引き落としできることがあるようですから、それを利用すれば記載できるようになるかもしれません。