udo********

2022/4/25 23:24

33回答

梶井基次郎の「檸檬」の冒頭には、 「えたいの知れない不吉な魂が私の心を始終圧へつけてゐた。

梶井基次郎の「檸檬」の冒頭には、 「えたいの知れない不吉な魂が私の心を始終圧へつけてゐた。 焦燥と云はうか、嫌悪と云はうか――酒を飲んだあとに宿酔があるやうに、酒を毎日飲んでいると宿酔に相当した時期がやってくる。それが来たのだ。」 とありますが、「酒を毎日飲んでいると宿酔に相当した時期がやってくる。」という文に困っています。 この文は「酒を毎日飲んでいると焦燥や嫌悪を感じるようになって二日酔いと同じくらいの苦しみをもたらした」と解釈したらいいのでしょうか？ 皆さんのご意見をお聞かせてください よろしくお願いします！！

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ベストアンサー

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フールのふーちゃん

カテゴリマスター

2022/4/25 23:40

いえ、酒に嫌悪を感じるのではなくて、 「以前私を喜ばせた」はずの、「美しい音楽」や「美しい詩」に食傷して、 それらに喜びどころかむしろ「焦燥」や「嫌悪」を感じるようになった。 その、音楽や詩への「焦燥」と「嫌悪」は、 たとえて言うなら、 毎日酒を飲んでいると、ある日突然、宿酔いに似た感覚になる時期があるのと、ちょうど同じ感じだ、と言っているのです。

その他の回答（2件）

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waremoko_nari

2022/4/26 9:04

それが来たのだというから、ここで来たのはそれでしようね。それとは何かといえば、それは、毎日酒を飲んでいることによって湧き上がる自己嫌悪、焦燥、そういうものにとらわれている自分、そういう状況でしようね。

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nonn

2022/4/25 23:43

酒を飲み続けていることから湧き出てくる自分への否定的な感情を「宿酔」に比喩しているのです。 「宿酔」はせいぜい二日くらいのスパンのものですが、「毎日飲み続けること」によって、あとで長期間苦しむことになったということでしょう。 長い期間無為に過ごして貴重な時間を浪費した、大切なことに使えた時間を全て失った、というような激しい後悔の念を表現しているのではないでしょうか。