ID非公開さん
2022/5/3 20:50
2回答
神道の霊璽について
神道の霊璽について 父が亡くなり葬儀の際に霊璽が作られました。 霊璽を見たのは初めてでした。 ネットで調べると仏教の位牌にあたり、祖霊舎に安置してお祀りするとありました。 この度、五十日祭を終えたのですが、神主さんが、御魂を鏡に移したので、霊璽はお焚き上げして処分しておきますねと持ち帰られました。 えっと思って聞いたのですが、五十日祭でそうするとのこと。 その場では、素人がネットで調べたことより、本職の方の言うのが正しいのだろうと思うことにしました。 でも五十日祭で鏡に移し霊璽を処分するという情報は検索しても出てこないのですよね。 霊璽をそのまま置いておくという情報ばかり。 地域によって違うのでしょうか。 もやもやするので何かご存じの方がいたら教えてください。 祖霊舎の中には、祖父母と曾祖父母も祀ってありますが、中には鏡と名前の書かれた板がありましたが大きな霊璽っぽいものはありませんでした。 薄い板がこの地域での霊璽なのかなと思っていました。
ベストアンサー
田舎で神職をしています。 霊璽をそのまま祖霊舎に安置してもよいのですが、祖霊舎に入る霊璽の数には限度があります。人数分の霊璽が入らない場合、祖霊舎を大きくするか、複数の人を祀る用(札板が何枚も入る形)霊璽を用意するか、鏡などの霊代に合祀するしかありません。複数用より鏡に合祀した方が丁寧です。 今回のケースですと、御先祖の御魂は鏡に合祀されています。御魂が霊璽から鏡に遷って、霊璽にはもう御魂は宿っていませんからお焚き上げします。薄い板にも魂は宿っていませんが、合祀された人がわかる記録として残します。 つまり御先祖の御魂が宿っているのは鏡であり、鏡に対し拝むようにしてください。この鏡を「霊代」(みたましろ)といいます。 とても丁寧で、将来的なことまで配慮された良い神職だと思います。
ID非公開さん
質問者2022/5/10 18:05