日独伊三国同盟がなければ、アメリカは日本を脅威と見なさず、少なくともドイツ打倒までは日本とアメリカが戦火を交えることはなかったと思われますか?
日独伊三国同盟がなければ、アメリカは日本を脅威と見なさず、少なくともドイツ打倒までは日本とアメリカが戦火を交えることはなかったと思われますか?
日本史・72閲覧
ベストアンサー
三国同盟に関係なく太平洋戦争は起こっていました。なぜかと言うとそれが日本の方針だったのです。あの戦争はアメリカが日本に攻めて来たから始まったのではなく、その逆ですね。 当時の日本の国策はアジアから欧米列強を追い出して日本がアジアを征服、支配する事でした。これは私個人の「意見」ではありません。政府、軍の資料に明確に書かれています。 昭和15年7月の四相会議(首相、陸相、海相、外相)で決定した政策大綱: 「英、仏、オランダ、ポルトガル植民地を東亜新秩序の内容に包含せしむる為の積極的処理」 占領したアジア諸国も、 「八紘一宇の皇道に基づき、帝国輔導のもとに」「軍事、外交、経済などの全般にわたり、帝国の強力なる把握下に置かるべき」 つまり東南アジアを武力侵略して西欧諸国の植民地を日本の勢力圏に入れ、今まで平和に貿易で手に入れていた石油などの資源を武力で強奪するのが目的でした。そして日本のアジア征服の邪魔になる米英を叩いておけ、と始めたのが太平洋戦争でした。日本の目的(アジア征服)を達成する為には米英との戦争を辞さず、と。これは天皇を交えた御前会議で一度ならず確認されています。 あの日独伊三国同盟の条文も、日本はアジアを支配する、ドイツ(とイタリア)は欧州を支配する、その為にお互いに助け合おう、と言う趣旨で書かれています。「お互いに助け合う」どころか一緒に地獄に堕ちてしまいましたが、、、
質問者からのお礼コメント
ありがとうございます。
お礼日時:5/22 21:11