現在はアメリカのベンチマークに影響を受ける相場となっておりボラ高で、ウクライナとロシアの問題や円安進行など足元の悪い環境で、空売りが出て大きく下げ、買戻し決済が入ると買いが入って底堅くなることや反転するなんて、ラリー相場となっています。
専門家の多くが足元の経済を危惧する声がありながら、コロナショックからの回復で決算が良い企業が多く、割安で底打ち感が出銘柄に徐々に買いが入ると、日本株反転の兆しが出て、28000円を回復する場面もあると予測しています。
ただ、日経平均で評価すると寄与度の高いSBGやファストリ、ファナック、東京エレクなどの値嵩株が大きく影響し、TOPIX個別銘柄とは異なるため、出遅れ割安銘柄で財務良好、配当利回りがやや高めの銘柄に注目する個人投資家さんが多く、年央から年末までに上昇傾向が見られるのではないかと思います。
足元は悲観的かもしれませんが、先の楽観的相場観であるように考えます。
いろいろな指標があるとは思いますが、移動平均線から下値乖離が見られ、増配しているような銘柄は上がってくると思います。
ダウが5月安値の水準まで下がり、翌日には大幅反発なんて乱高下で、ウォーレン・バフェットがファンドの物色が相場の不安定感となっているようで、「安い銘柄は買っておけば回復期に上がる」とも言っていますので、下げたら買い、上げたら売りということで、買い準備の資金確保をしておくことと考えています。
この下落を暴落と考えるか、調整局面と考えるかは、個人投資家で異なるでしょうね。