会話は自らしようとすることと同時に、相手もしようとしなければ 成り立ちません。片側一方通行では成立しない。 成立しないものに対していらだちを感じている。 また、自分はコントロール出来るものだが、他人はコントロール出来ないもの。それが家族であれ親友であれ、自分以外は全て他人です。 腹の中で何を考えているか、言葉と頭の中とが一致しているとも鍵いりません。 そんなコントロール出来無いものをコントロールしようとして、思い通りにならないことに、いらだちを感じている様子。 結果、コントロール出来無いものに対してイライラしている。 と見ました。当たり前のことだと思いました。 世の中には求めても得られないものは必ず存在します。 それを求めること自体が苛立ちの原因となるでしょう。 私はウルトラマラソンという趣味を持っています。突然話は変わります。 社会人なので土日を利用して５０ｋｍ以上の長距離マラソンをします。 大会に出るほど高いスキルは無いので、人力旅と称して、一人で走ったり歩いたりしながら遠いところまで移動し、おいしいものを食べる。 そんな趣味です。 雨が降ろうと、風が強かろうと、寒かろうと。暑かろうと。 途中、足が故障して１歩１歩で激痛が走ろうと。 リズム良く走っていたら信号で止まってリズムが崩れようと。 発している自分以外は全てコントロール出来ません。 そして、走りたいと思った日がベストな体調で無いこともあります。 「人生で万全で挑めるチャンスなんて無い」と常に思っています。 そして、「コントロール出来ない自分以外に逆らってもダメ」 それでも、克己心。自分にだけは勝ちたいと思い目的地まで這ってでも たどり着く。そんな思いで走ることがあります。 ゴールしても何も無い。一人で走ってるから。 辛いし、痛いし、苦しいけど、走ろうと思った自分との競争。 敵も味方も自分だけ。他人や周囲の環境はコントロール出来ないものなので、雨が降ろうと、風が強かろうと、他人が邪魔だろうと、不満には思わない。石ころが転がっているのと同じ。と思うようになりました。 私も妻がおり、小学生の子供がおります。 私が走ることは知ってますが、勝手に走ってるパパ。です。 家族サービスと重なれば、そちらを優先します。 夕食後、洗い物などを済ませて、子供の勉強が終わったら 夜な夜な走りに行き、妻と子供が寝たころに帰り、自分も寝る。 何も無い週末に、早朝、日の出と共に走りに出て、お昼頃には 帰って一緒にご飯を食べる。私個人の趣味なのでね。 言うこと聞かないパートナーは石ころです。もともとそう言うものとして転がっている自然の摂理と同じで、コントロール出来無いものとして考えるのが良いと思います。 人は強いです。 走っていて思います。脱水症状になり、エネルギー補給が出来ずとも、直ぐに倒れたり、意識が無くなることはありません。少し休んで、目をつぶり。再び立ち上がると、少し前に進めます。それを繰り返し、汚い公園の水道までたどり着くと、砂漠のオアシス。水のありがたみを感じます。 コンビニを見つけた時には、天国だ！と喜んだこともあります。 人生はウルトラマラソン。超超超距離のマラソンだと私は思います。 自分以外はコントロール出来ないし、１番にならずとも、完走することが重要であり、克己心。自分に勝つことが１番大事なことなのだと思います。 がんばってください。