クロスバイクで、って事はその他の車種ではやった事があるんでしょうか?
輪行は、「そもそも面倒くさい」事です。それを「どこで・どこまで妥協するか」です。
その上で、平等にかつ公平にそして一番に負担になるのが「自転車そのものの重量」です。輪行を趣味にはする人が軽量化をする一番の理由がここです。走行能力は二の次。
「走りがよくなる?そんなんじゃない。単純に『持ち上げて駅の中を歩くのを楽になるように』が先」なんですね。
そういう意味で、FX3 DISKは、最初にハンデを持ってますね。10kgを挿んでの上下2kg、は負担が全然違います。
これ、折り畳み車でも一緒なんですよ。10kgを超えると、ホントに重く感じます。最長辺が短くなるってだけですからね、折り畳み車って。畳んだ分、厚みは増してますし。
クロスバイクでも、ハンドル幅を狭めてステムを緩めて90度回せば、厚みはそれほど気にしなくて済みます。ペダルを着脱式にするとか、工夫は要ります。
ただ、そういう工夫は、展開・収納でひと手間増える事になります。
だから、「ドコで妥協するか」なんです。
折り畳み車で輪行を趣味にしてる人でも、走るのが目的ならロードの方が楽でしょと言うのはそういう事です。
なにせ、軽いですから。リムブレーキのロードでいいじゃん、となるワケです。手間もそれほど変わりませんし、ディスクが必要なほどガチで走らないでしょうし、雨なら計画自体(輪行は計画してやるものです)を考えるでしょうし。
そういう意味では、ディスクブレーキのクロスバイクはやりづらい機種だとは思います。
でも、マクロ的な意味合いであって「輪行する」という行為の前では「たいした違いじゃない」(どうせ面倒くさいし重い荷物を持って歩くには変わらない)ですね。