昔の人(弥生時代~戦国時代)は日本語と外国語の通訳では、お互いどのようにして会話の内容を理解したのですか? そして、どこの国が先に通訳をしたのですか?
昔の人(弥生時代~戦国時代)は日本語と外国語の通訳では、お互いどのようにして会話の内容を理解したのですか? そして、どこの国が先に通訳をしたのですか?
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「弥生時代~戦国時代」は現代の概念である国家と国境が存在せず、また海で交易をしている民は、自分は○○の出身だとは思っていても、自分のアイデンティティが日本にあるのか中国なのか朝鮮なのかは曖昧ですから。 つまり、生まれついて他民族のマルチカルチャーの中で育っているわけで、欧州の人々が2〜3カ国語くらい操れて当然なのと同じですよ。 そもそも、言語がことなろうとも意思疎通は容易であり、人も言語もちゃんぽん化したクレオールで通商くらいは今も昔もやっていますから。 だから「先」もなにもないのです。 なお、中央の権力であれば、既に回答があるように学識の高い通訳をこなせる人間がいました。 こういう人間が学術や文化、宗教、政治のように精緻なテキストの伝播を行っています (なお、日本/東アジアにおいては中国語が公用ですので、中国語で公文書は書きますから、古代において文章は翻訳しないのです。やがて教養の無い武士の時代になると読み書きの日本化が進みますが「中国風が基本」は維持されています。 この公文書における”中国が中心”の伝統の名残は昭和期まで続きます)。 これも現代で喩えるならば、官僚や大学の研究者であれば英語を使いこなせ、論文は英語で書くのがデファクトなのと同じですよ。
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