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それは、キヤノンの方が民生用の小型カメラを造っていた歴史が長いからですよ。何せ、日本で初めて35mmのコピーライカを造ったのがキヤノンなのですからね。戦前の話です。 一方、ニコンが民生用のカメラを造り始めたのは戦後の話です。ニコンは戦前は東洋一の光学メーカーであったのは間違いないけれど、主に軍艦の測距儀とか潜水艦の潜望鏡とかの光学兵器を海軍に収める軍需企業だったのです。だから、民生用のカメラ造りなどには、はなもひっかけてなかったのですわ。 それが戦後になって、軍需がなくなりメシが食えなくなって、おっとり刀で民生用のカメラ造りを始めたのです。武士の商法だから商売も下手なのです。一方のキヤノンの方は、戦前はニコンの下請けみたいな立場だったとはいえ、カメラ自体は国民に広く知られていたのです。 つまり、カメラはキヤノンの方が古くから売っていて、知名度もあったからずっと一位なのです。別におかしな話ではありません。逆ならばおかしいけど。
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