ふるさと納税の還付について、所得税は試算通り戻ってきましたが、今月からの住民税控除が想定よりかなり少ない感じです。
ふるさと納税の還付について、所得税は試算通り戻ってきましたが、今月からの住民税控除が想定よりかなり少ない感じです。 ふるさと納税の上限額判断が所得税と住民税で違うことは有り得るのでしょうか?
税金・128閲覧
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ID非公開さん
2022/6/25 2:38
ふるさと納税という制度は。 ①所得税からの 所得控除 ②住民税からの 基本控除 ③住民税からの 特例控除 からなりたちます。 このうち、一番限度額が 低いのは 住民税からの特例控除で これが、ふるさと納税の限度額計算で使われる控除です そのため、確定申告する場合で、 限度額オーバーをすると ① と ②は 予定通り控除されるけど ③が うまく控除されない という現象を起こします。 ①は (寄付額ー2000円)× 所得税率 ほど 限度額は 総所得金額等の40% ②は、(寄付額ー2000円)× 住民税率 ほど 限度額は、総所得金額等の30% ③は、限度額までだと 、(寄付額ー2000円)- ① ー ② 限度額は、(住民税所得割額)×20%ほど なので、そもそも 所得税分①の限度額 ③にくらべて かなり多いです。 住民税所得割額 は、 (総所得金額等 ー 所得控除 )× 10% です。 課税所得が300万だと 30万が住民税所得割 その20%の6万が 特例分の限度額 所得400万 所得控除 100万のかただとすると ①は、160万 ②は 120万 の限度額となります。 それゆえ、①、②は ③にくらべて圧倒的に多いです。 限度額オーバーの場合、 (寄付額ー2000円) ×(所得税率 + 10%) は控除されます。 ③だけは 限度額オーバーとなり (寄付額 ー2000円) - ① - ② ではなく 住民税所得割 の20% の控除 となる ことになります。
ご回答ありがとうございます! 大変お手数ですが以下例だとどうなりますでしょうか? 課税所得:500万円、所得税率:20%、住民税率:10%、寄付額:15.2万円の場合。 ①所得税控除:30,000円 ②住民税基本:15,000円 ③住民税特例:105,000円、ではなく③は500万円×10%×20%=100,000円が上限、でよろしいでしょうか?
質問者からのお礼コメント
ご丁寧にありがとうございました!
お礼日時:6/28 10:54