もし、あなたが解く人本人。であるなら
狙う中学もそれなりでしょうから、きっと、この話が理解できる
「手筋(てすじ)」
というものがあるということをぜひ頭の中のすみと言わず真ん中においておいてください。これが出てくる中学のレベルになるとなくてはならない技です。
手筋というのは説明が難しいけど、君がゲームをやってきて「不可解な行動をする」。そういうこともあるよね。「前作からのお約束」で、ここをこうするとたぶんこうなって、こうしてこうして、ハイ、解けた
これが手筋や
この場合は「長方形3つに分割する」手筋
・Bから右にXすすんだところにGを作ってFGを引く
(そうすると長方形が長方形2つに分割された)
・FGのGから6cmすすんだところにHを作ってHEを引く
(そうすると長方形が長方形3つに分割された)
線EGを引いて三角形EBGを斜線の三角形に「追加して」
【※給水地点】四角形FBGEで考える
FBGEは大きな長方形を、3つの長方形に分けて、その1つ1つの「半分こ」を合わせた形になる
あとは四角形FBGEを出して、50を引いて、三角形EBGが出るんで答えにたどり着く・・・・・ちゃんと道がつながる
さて、この問題のポイントは【給水地点】なんです。
四角形FBGEを求める問題は「前にやったことがあるやん」
その時は、割と簡単に、分割が思いついたやん
3つに割って対角線ひいて、半分にしたら、簡単やったやん
EGが引いてあって斜線が四角形FBGEになっていて
(1)四角形FBGEの面積を求めよ
(2)Xを求めよ
この問題と今回の問題は同じことでしょ
今回の問題は、「途中の水飲み場が隠れている」から解答までの旅が難しい
そういう問題の典型です。
長方形3分割にちょっと似とるなぁから、最初に給水地点をみつけ、ゲームで言うとあそこで水を補給したら砂漠を渡れるやろう。そこから逆算してルートを作る
ちょっと難しいけど、見えないポイントを作って、今までの問題と同じように解く。
なかなかいい問題だと思いますよ
6年になると、けっこう出てくる考え方なので、ぜひできるようにしましょう