山田風太郎の本を昔は40冊以上持っていました。そのうち1970年代に購入した角川文庫(当時の山田風太郎の角川文庫の背表紙は赤紫色でした)が半分ぐらいを占めていたと記憶します。忍法帖(角川文庫)が20冊ほど、明治もの(文春文庫、ちくま文庫など)が15冊ほど(全部)、日記・随筆・その他が10冊ほどだったかと。 その後、文庫本はほとんど売却し、いま持っているのは紙の本(単行本)と電子書籍を合わせて10冊ぐらいです。 以下は蛇足ですが、7年前の引っ越しのときに、所有する約7000冊の本のうち約4000冊を古本屋さんに買い取ってもらいました。 もう絶望的なまでに置き場所がなかったのと、昔の文庫本や文学全集の活字は小さくて読めないのとで、そのとき、山田風太郎の本だけでなく、山本周五郎、夢枕獏、夏目漱石、辻邦生、丸山眞男、宮崎市定、カミュ、ドストエフスキー、ニーチェなど大好きな作家や思想家、学者の本でさえも大半を──もちろん泣く泣くです──売却しました。ある程度は電子書籍で買い直しましたけれども。 山田風太郎の作品の魅力について https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11257361221?fr=and_other