図3の様に、寝かせた状態で沈めた場合、おもりの体積分、水を押し上げている状態になり、この場合は水深が8㎝であったことが分かります。 おもりの体積は8×8×15＝960㎝立米です。 次に図2の様に、立てた状態で沈めた場合、水面下にあるおもりの体積分、水を押し上げている状態になり、この場合は水深は6㎝であった事が分かります。 水面下のおもりの体積は8×8×6＝384㎝立米です。 と言う事は、水槽に960㎝立米の物を鎮めると水深が8㎝になり、384㎝立米の物を沈めると水深が6㎝になっている事が分かります。 この関係を、水槽の底面積をXとすると、以下の式が導かれます。 8X-960＝6X-384 これを解くと、 2X＝576 X＝288 となり、水槽の底面積は288㎝平米である事が分かります。 図3において、底面288㎝平米の水槽に960㎝立米のおもりを沈めた時の高さが8㎝である事から、水槽に入っている水の量をYとすると、以下の式が成り立ちます。 Y＝288×8-960 Y＝1344 従って、水槽の底面積は288㎝平米、水の量は1344㎝立米になります。