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「状況・状態・様子」の使い分けに関するアンケートで、「で」と「に」の違いで回答人数...

imomushikemushiさん

2009/6/2716:11:28

「状況・状態・様子」の使い分けに関するアンケートで、「で」と「に」の違いで回答人数の差が出ました。文法書や用例集などで調べていますが、原因がわかりません。何か手がかりを教えてください。

◆あの時、幼児は親に半日、車の中に放置された{状態(23名)・状況(5名)・様子(19名)}であった。
◆あの時、幼児は親に半日、車の中に放置された{状態(18名)・状況(29名)・様子(0名)}にあった。

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ベストアンサーに選ばれた回答

2009/6/2721:06:01

以下のような違いがあると思います。

・「AはBである」は<A=B>
・「AはBにある」は<A is in B>

「AはBである」は<A=B>を意味します。「彼は少年である」は<彼=少年>です。一方、「AはBにある」においてBは「場所」あるいは「容器」と捉えられます。Bの中にAがあるというイメージです。AがBに当たる場所(容器)に入ったり出たりするのです。

人間は発熱で高温になったり、怒ったり、幸福であったり、監禁されたりします。この、高温や怒りや幸福は「状態」です。「彼=高温」、「彼=怒り」、「彼=幸福」、「彼=被監禁」と捉えられます。それを外から眺めると「様子」になるのだと思います。"He is angry."では「He=angry」と言えるでしょう。このように、「状態」と「様子」は<A=B>型の把握が可能です。

「状態」は対象(つまり上のA)だけを記述しうるのに対し、「状況」は対象を取り巻くものまで記述します。「彼は病気という状態である」とは言えますが、「彼は病気という状況である」は変です。「状況」は上述した「場所(容器)」なのだと思います。「状況」は対象(A)以外のものまで記述するので、「AはB(=状況)である」という表現に適しません。

「様子」は「形」に例えられます。形を表す文として、「そのチョコレートは三角だ」、「その本は四角い」が挙げられます。この時、「そのチョコレートは三角という形にある」とは言えません。「形」は「……にある」という表現に適しません。「形」や「様子」は「場所(容器)」にはなりえないのです。

「状態」は「AはBである」という表現のBに使えますが、「場所(容器)」にもなりえます。パソコンからの影響でしょうが、最近「モード」という言葉がよく使われます(例えば「入力モード」や「印刷モード」)。「状態」は「モード」に似ています。「状態」と「モード」は、対象がそこに入ったり出たりするものと捉えることが可能です。「彼は病気の状態を脱した」とは言えるでしょうが、「彼は病気の様子を脱した」とは言えません。

まとめます。「状態」と「状況」は「場所(容器)」になりえますが「様子」はなりえません。また、「状態」と「様子」は<A=B>のBになりえますが、「状況」はなりえません。

以上の説明に反して、「AはBである」のBに「状況」が使えると答えた人が5名います。例えば、「彼は名古屋にいる」という文において「名古屋」は「場所(容器)」ですが、「彼は名古屋だ」という言い方は一応可能です。5名いるのは、このためだと考えられます。

質問した人からのコメント

2009/7/2 22:25:38

感謝 rtpcarchitectureさん、回答ありがとうございました!「状態」は対象(つまり上のA)だけを記述しうるのに対し、「状況」は対象を取り巻くものまで記述しうるという説明など、大変参考になりました。そのほかにも、この問題を解く手がかりが多く指摘されており、本当に助かりました。心から感謝します( > < )

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