ご質問は、舞台上のパイプオルガンの鍵盤のことでしょうか？ これ多分、エレクトリック・アクション（電気的にオルガンの本体を操作できる）の鍵盤だと思います。２０Cに入る頃開発され、現代でも、演奏会でよく使われていますね。 動画の頭上のパイプオルガンに接してある鍵盤は、機械式トラッカー・アクションと言うそうです。こちらは、伝統的なオルガンの鍵盤で、鍵盤とその周りのストップノブで、演奏者が機械的に直接オルガンを操作するそうです。 電気方式の鍵盤では、鍵盤とオルガン本体のコントローラーが電気信号をやりとりするためのコードでつながっています。パイプに直接つながってはいないと思います。 「構造から見たオルガンの歴史と特性」のp．41に詳しく書かれているので、よろしかったらどうぞ。 file:///C:/Users/tanak/Downloads/AN00133544_19710100_1031.pdf