スペインのスペイン語を標準とした場合、中南米で、比較的きれいなスペイン語が話されている国はどこですか?
スペインのスペイン語を標準とした場合、中南米で、比較的きれいなスペイン語が話されている国はどこですか? また、訛っていたり、発音が汚い国はどこですか?
言葉、語学・7,215閲覧・50
ベストアンサー
このベストアンサーは投票で選ばれました
スペインのようなスペイン語が話されている国は、中南米では存在しません。 スペインと違って舌をかむような発音をしないこと、vosotrosを使わないことなどは中南米で共通しています。 どこの国もそれぞれの特徴があり、どれをきれいと思うかは、人によります。 チリ人はチリのスペイン語がきれいだと思うでしょうし、メキシコ人はメキシコのスペイン語が一番しっくりくるでしょう。 どこの国のスペイン語がスペインのものに近いかというのも、発音、アクセント、使われる単語の類似性など考慮しなければならず、順番をつけにくいです。 ちなみに私はグアテマラで習ったのですが…そのことをふまえて読んで下さい。 メキシコ、グアテマラなど中米は、しゃべり方がゆっくりです。 dの発音が汚い(例えばnadaがナーラのように聞こえるとか)、なんかだらしない感じとスペインの人に言われたことがあります。 ベネズエラ、コロンビアあたりは、私にとってはどうも気取った感じに聞こえます。 ちょっと聞き取りにくい。 ペルー、エクアドルは、まったりとした感じ、メキシコとも少し近いかもしれません。 私にとっては非常に聞き取りやすかったです。 チリは早くしゃべるという印象が強いですが、聞き取りにくくはない。 アルゼンチンはイントネーションが特徴的、日本の関西弁のように上下します。 違いすぎておもしろいですが、個人的には好きです。 キューバあたりは、sの発音が特徴的です。 スペインのようにthにならないのはもちろん、中南米諸国のように単純なsの発音でもなく、fの発音に近い。 esquina(エフキーナ)、usutedes(ウフテーデフ)のように聞こえます。 初めはかなり聞き取りにくかったです。 アクセントや発音に限って言えば、アルゼンチンやキューバはスペインのものとは遠いでしょうね。 しかしキューバは、tomarでなくcogerを使うなど、単語は他の国々よりもスペインのものに近い印象を受けました。 (追記) 中南米のスペイン語は、どこだったかスペインの一地方の発音が基礎になっているはずです。 スペインの方言が、広い中南米で様々に変化し、長い年月がたっているので、ほんとうに多様です。 でも、どこのスペイン語でも基本的に理解しあえる程度の違いですね。
4人がナイス!しています