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世界選手権・オリンピックの結果、キムヨナ選手の戦略勝ちとおっしゃる方々にお聞...

wac********さん

2010/3/3004:12:23

世界選手権・オリンピックの結果、キムヨナ選手の戦略勝ちとおっしゃる方々にお聞きします。

特に、フィギュアに詳しいと自称する方は、今回の結果は今の採点方法に照らし合わせると正当であるとおっしゃることが多いように思います。キムヨナ選手のように多くの加点がもらえる演技構成にするのも、戦略的にはありだと私も思いますが、来期から他の選手も同じような考え方の元、構成を組み立てて来た場合は、みんな似たような内容になるということにはなりませんか?
その中で、完成度だけをチェックするというのでは、フィギュアがつまらなくなるような気がしますが、それこそがフィギュアスケートのあるべき姿なのでしょうか?

「フィギュアはスケーティング技術の正確さと美しさを競うスポーツである」というのなら、極端かもしれませんが、同じような構成になってしまうことも無きにしもあらずで、そうなるとフィギュアを見る楽しみは半減してしまうと私は危惧してしまいます。そんなことはない、いやありえるなど、ご意見をお願いします。ただし、「素人にはわからない」「質問自体がナンセンス」などの、上から目線のコメントはご遠慮下さい。一般のフィギュアファンは、素人がほとんどだと思いますので。

補足色々なご回答をありがとうございます。SIGNOR911さん、貴方の事ではありません、ご安心下さい。感じ方は人それぞれだとは思いますが、ファンとジャッジの間に大きな開きがあるのは何故?以前は順位や得点も概ね納得できたのですが、私のような普通のファンは置き去りにされています。プロトコルを見ながら「フィギュアって、こんなことしなきゃ楽しめなかったっけ?」と。選手にもファンにも不幸な事です。

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fut********さん

編集あり2010/3/3006:43:33

金太郎飴プログラム、まったく無い話とは言えませんが、そこまで単純でもないと思いますよ。
確かに、好まれるプログラムの傾向というのはあります(本来、あってはならないはずのですが)。
例えば女子で概観すると・・・

好まれるもの
演技密度のメリハリ(息抜きパートでは潔く抜く)、軽やかさ、分かりやすさ、セクシー系、ゆったりステップ、演者がキムヨナ

好まれないもの
走りっぱなし滑りっぱなし、重厚さ濃厚さ、難解な精神性・芸術性、清純派・正統派、速いステップ、演者が日本人ロシア人

これが男子になると、また違うので本当にタチが悪いと思います。
例えばPチャンなどは、滑りっぱなしにもっとも近く、結構な重厚路線の正統派ですが、点は異様に出ます。
一方でマッチョ系な男の色気を押し出すプルシェンコやジュベール、正反対のフェミニンな色気で攻めるウィアー、ともに冷遇されています。

さておき、現在、一応そのような傾向が認知されているとしましょう。
10代後半にもなって、無色透明な人間はいません。
何かしら、個性やカラーが備わってしまっています。
つまり、今の傾向が合っている選手、合っていない選手にどうしても分かれてしまうのです。

この傾向に合っている選手はラッキー、その傾向通りにプログラムを組めば良いでしょう。
しかし、流行に乗れない選手は、選択を迫られます。
点数が出なくても個性を大事にするか、採点傾向に合わせて個性を消すか。
流行は一時的なものなので、前者を選択するのも賢明な選択です。
3年もたてば流行の揺り戻しがくるかもしれず、不遇の時代を耐えて磨いた個性がいち早く輝くかも。

技術の完成度だって同じです。
幅跳びジャンプが今ほど評価されたことは、かつてありません。
むしろ、数年前までは高さがいちばんの指標だったはず(幅が無視されていたわけではありませんが)。
スピンも今は回転数至上主義、次に回転速度という感じで、難しいポジションの評価は昔と比べてかなり軽くなっています。
時代によって、こうも変わるのです。

だから、今の採点傾向が把握できたとしても、それに従うかどうかは賭けです。
近視眼的に目先の点数を追いかけて、個性も独自の技術も殺すのはもったいない、と考えるコーチも少なからずいるはず。
その結果、完全なる金太郎飴になることはありません。

ただ、そんな流行がフィギュアの採点にえらく大きな影響力を持つこと自体、まったくおかしな話ではあります。
バンクーバーで話題になったGOEも、そのシステム自体がひとつの流行と言えるでしょう。
始動してまだ6年程度、この先どうなるか分りません。
GOE基準も、数年がかりで基準がチョコチョコ修正され、当初の姿とはかなり変わりました。
GOEシステムが存続するとしても、基準はまた都合良く変えられますよ。

「良いものにはどんどん加点を」という姿勢は、一つの方向性であり、全否定することはできません。
しかし、肝心の「良い」の価値感が流行で変わるようでは、選手はやってられません。
それでも、ソチに向けて、徐々に「良い」の基準はロシア的なものにシフトしていきそうな空気です。

もっと言えば、「良いものにはどんどん加点を」という思想すら、一つの流行なのかもしれませんし。
今度は揺り戻しで、どんなに完成度の高いジャンプを跳んでも一律評価、という時代がくるかもしれませんよ。

質問した人からのコメント

2010/4/4 19:26:54

皆様、真摯なご回答をありがとうございました。ルールは変化し続ける、基準の曖昧さなど、浅田選手とキム選手の得点差のみで語られがちですが、男子と比較しても本当に解りづらいものでした。どのご回答にも頷ける指摘や視点があり、ここ数日悩みましたが、最も多角的な意見を述べて下さったと思えるfutu_ga_ichibanさんにBAを贈らせていただきます。

ベストアンサー以外の回答

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ch1********さん

2010/3/3106:19:04

世界選手権・オリンピックの結果、キム・ヨナ選手の戦略勝ちだと思います。
でもそう言うフィギュアスケートファンの全員が、それ全てを肯定している訳ではないと思います。現に私がそうです。
そもそも旧採点から新採点に変わった時も、選手の個性が減ったと感じた人も少なくないハズ。

でも、残念ながら、既にそういう傾向になりつつあります。
国際スケート連盟が、技術面の向上に本気で危機感を持ったら、ルールは改正されていくとは思うのですが…今出てきている改正案を聞くと、見当違いな方向へ行っている様にも見えます。

補足への回答ですが、テレビと、スタンド席と、ジャッジ席では見え方が全然違うというのは、ジャッジ、選手、長年フィギュアを追っている記者も含め、関係者からはよく言われていますね。

kaa********さん

2010/3/3022:45:23

現実にみんな同じ構成というのが出来るかどうかは別として、たとえ同じ構成でも個性はただ漏れるものなので同じにはならないと思います。例えばアイスダンスのコンパルソリー(なくなっちゃいますけど・・・)などは構成は皆同じですが、やっぱり皆違いますしね。アイスダンスはトップ選手になればなるほど個性的になります。それに同じレベルの選手が同じ構成だったら、面白いことをした方が良いに決まっていますし。

今回の世界選手権でも、スペインのファルナンデス選手が酔っ払いステップ(パイレーツオブカリビアン)でレベル4(加点付)という偉業を成し遂げていますし、新採点に慣れれば慣れるほど自由になって個性的な演技が出てくると思います。

まぁ、私も新採点に悪いところが無いとは言いませんけれどね。ただ、この採点方法はまだまだ歴史が浅いですし、あんまり心の狭いことは言いたくないです。良い演技は良い演技ですし。

lag********さん

編集あり2010/3/3016:58:39

2002年にこのように採点方法が変わることになった時点で、フィギュアスケートファンはすでに一度、深く絶望しているんです。

エレメンツを数値化するだなんて無理。それはもうフィギュアスケートではない。
スパイラルで秒数を数える? スピンが上手な人でも回転数が足りないとレベル1? ステップはターンを詰め込むだけで音とずれてても関係ない???
プログラムがみんな同じようなものになってつまらなくなることは容易に想像できたし、実際にとてもつまらなくなりました。

それでも前の採点方法がベストだった訳ではありませんから、このやりかたのほうが前よりいいところもあります。
以前はショートで3位になれなければいくらフリーが素晴らしくても自力優勝はありませんでしたし、内容さえよければ若手でも評価されるようにもなったと思います。また、スピンやステップも点数が出て評価されるようになりますから、演技がジャンプだけに偏らないようになりました。

選手や振付師もジャッジも最初のうちはみな混乱し試行錯誤していましたが、ようやくどういうルールなのかがわかってきて、このルールの中でも個性的なプログラムや美しいプログラムが作られるようにもなってきたし、点数をどうすれば取れるのかということを選手側も観客側もだいぶわかってきました。
結局のところ、みんなルールに従って、慣れて、生かしていくしかないのです。選手もそうだし、観客も。

だからずっと見ている観客はヨナ選手がルールを最大限に生かしたプログラムを作って実施できたことがわかるし、真央選手が能力が高いのにむざむざ点数を取れないプログラムを作ってしまったことを残念に思うんです。

いまのルールがベストだと肯定はしませんし、好きだとも言いませんが、前のルールに戻った方がいいとも思いません。
ルールをいつでも改正しながら続いてきたスポーツだし、この後もずっと試行錯誤しながら続いていくのだと思います。

hac********さん

2010/3/3015:47:01

すでにそういう傾向はある気がします。スパイラルとかスピンとか、レベル要件が細かく決まっているために、皆同じようなポジション・構成になっていますよね。
客観的な採点方法にしようとして色々な基準を細かく決めた結果、幅を狭めてしまったように思います。
ただ、キムヨナ選手と同じ構成を作ったとして、皆がそれをこなせるかというとそうとは限りませんので(イーグルからの2A-3Tなんて出来る女子はなかなか見られませんよね…)、揃って同じようにはならないとは思いますが。

キムヨナ選手に高得点が出ることと、今の採点方法がフィギュアスケートのあるべき姿を表わしている完璧な採点方法であるかどうかは別の話だと思いますよ。
私はキムヨナ選手の高得点はルールに照らして理解できますが、その前提となるルールがフィギュアの良いところを全て生かしているかといえばそうではないと思います。

yai********さん

2010/3/3011:06:09

それが新採点に変更になってからずっと批判の対象になっている所なんですよね。
SPに関しては、元を辿れば【規定(与えられた課題をこなす)】という物なのである程度似てしまうのは仕方ないと思います。
しかし、LPに関しては明らかに個性や余裕がなくなりました。ステップなんてターンの見分けがつかなきゃみんな同じに見えると思います。昔皆が興奮したヤグディンステップやロロステップなんて今の採点方式では見れないでしょう。
旧採点においても、クワンを見ればわかる様に完成度・安定感というのは非常に重要視されていました。
しかし、現行ルールでは個性の上に成り立った安定感や完成度ではなく、ただの完成度だけを重要視していると感じます。機械的。
確かに現行ルールによって、技の難易度は明確になったし、スピンやステップは誰が上手か一目で分かるようになったけど、今のプログラムはすでにマンネリ、に入っていると感じます。
彼女の演技が悪いとは思いません。あげひばりなんかは、現行ルールになってから今まででベスト5に入るくらい良プロでした。
でも、この余裕のないプログラムを要求する採点方式は改善が必要と感じます。
スピンやステップの要素を詰め込みすぎて何を演じたいか分からない。要素ありきのプログラムはもういい加減飽きました。

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