酢豚にパイナップルを入れたり、ポテサラにりんごを入れる意味が分かりません。パイナップルやりんご自体は好きですが、わざわざ料理に入れなくていいと思います。
酢豚にパイナップルを入れたり、ポテサラにりんごを入れる意味が分かりません。パイナップルやりんご自体は好きですが、わざわざ料理に入れなくていいと思います。 絶対に除けて食べます。みなさんも邪魔だな-と思いませんか?入れることに何か意味はあるのでしょうか?
料理、食材・5,717閲覧・25
ベストアンサー
基本的に料理の哲学が違うんです。 和食は素材の持ち味を少しでも引き出そうとします。しかしフレンチや中華の素材は、料理全体のパーツにすぎません。部品にすぎません。 フレンチや中華は、管絃楽曲とか交響曲です。まあ酢豚は協奏曲ですね。しかし和食は、器楽のソロ演奏とかトリオとかカルテットみたいなもんです。「今日は新鮮なサバが手に入ったから」となれば、シメサバをつくったり、サバの味噌煮を作ったり、塩焼きにするわけです。 日本人はパイナップルをソロプレーヤーと思っているわけです。デザートのソロプレーヤーです。ここの部分がなかなか切り替えが出来ないのでしょう。別に私自身そうでしたけどね。 私は自分でいろいろ料理をつくってきましたから、パイナップルを入れる理由はよくわかります。 カレーをつくっていて、甘みが足りないので、砂糖を足したことはありますか? カレーって、砂糖がぜんぜんあわないんですよね。いくら足しても薄っぺらな変な甘さしかつきません。カレーに求められる甘さは、玉ねぎをしっかり炒めるとか、リンゴとかチャツネを加えないと出ません。甘さのふくらみというか、立体感が出ないんですよね。 酢豚の基本は、豚肉の揚げ物です。油っぽい料理です。フルーツの酸味と甘さはよくあうんですね。 酢豚にパイナップルを入れる歴史は古く、清の頃からだそうです。清に滞在中の西洋人向けにパイナップルをケチャップを使用しはじめたそうです。ウィキペディアによると。時代的にはだいたいアヘン戦争以降でしょう。西洋諸国は、香港とかマカオとか中国南部を巣食っていました。その中国南部は、パイナップルが取れました。そういった地域性もあいまったんでしょうね。 >入れることに何か意味はあるのでしょうか? 入れる理由はパイナップルを楽しむわけではなく、カレーのチャツネと一緒でしょう。料理の甘さと酸味を加味したいので入れるんだろうと思います。
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質問者からのお礼コメント
回答ありがとうございました!果物を入れるのは、やはり意味があったんですね。パイナップルはお肉を柔らかくするためにある、なら食べ比べしてみようかな でも果物は果物として食べたいですm(__)m生ハムメロンは1番ありえないと思います
お礼日時:2010/8/29 11:35