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谷川俊太郎さんの『信じる』という詩の意味がわかりません。 できるだけ、詳しく...

can********さん

2010/11/1415:12:26

谷川俊太郎さんの『信じる』という詩の意味がわかりません。
できるだけ、詳しく説明していただけると嬉しいです。

この質問は、活躍中のチエリアン・専門家に回答をリクエストしました。

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kam********さん

2010/11/1419:44:30

この詩は「自分」「他人」「世界」という3段階になっているんですね。
何を以って信じるのか、ということを詩人は言っているわけです。
まず自分を信じる。それは当たり前のことなんです。自分をどんなに誤魔化そうとしても、ウソをつこうとしても、それは不可能。
自分という存在は不即不離のものなので、信じるということは本来あたらない。
しかし「自分を信じられない」と言う人がいる。でもそれは過去の自分の言動を後悔する言葉であり、その時の自分は自分自身なんです。
だから信じる、ということはごく自然のことなのだ、と詩人は言っているんです。その自然なこと、理由のないことなのだ、という始まりで外に広げて行こうとしているんです。
第2段は他人を信じることです。
何を以って他人を信じるのか。それはその人間が美しい心を持っていることを確信した時なのだと。
ではどのようなことが美しいのか。それは命の大切さをいとおしむ心なんです。それを見せてくれれば、その人を信じられる。
そしてその時。自分が不即不離の存在であるがゆえに、自分の命というものは普段は見えないんです。感じられない。でも他者が命を感ずる様を見て、初めて命というものを感じられるのが人間なんです。
命というものがこの世にあるのだと。
それを詩人は「よみがえる」と言っているんです。
第3段は世界を信じること。
命を感じる人間になった時、今度はこの世の全てに命があることを理解出来るんです。
世界は常に流動し、変転流転している。常に新しくなっている。それが命であり、そういうものなのだということを信じる自分になれる。
つまり信じることが出来て初めて世界というものが見えてくるのだということ。

実はこの詩は人間の成長過程を示唆している。赤ん坊は自分というものを認識できないんです。しかし成長するに従って自我というものが芽生え、自分というものを認識する。
次に親というものを信じる段階に入っていくわけですが、その時はまだ世界はごく小さい。自分と母親だけのもの。
しかし母親を信じる者になれば、今度はその周辺、やがて広大な世界があるのだと認識していくようになる。
「在る」のだということを確信するんですね。
つまり、「信じる」ということは我々がこの世を生きていくことに他ならないということなんです。

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ベストアンサー以外の回答

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zhu********さん

2010/11/1416:06:47

「信じる」は合唱曲にされた時、3節にカットされました。あなたが質問しているのは合唱曲の歌詞についてですか。

作詞 谷川俊太郎
作曲 松下耕

笑うときには大口あけて
おこるときには本気でおこる
自分にうそがつけない私
そんな私を私は信じる
信じることに理由はいらない

地雷をふんで足をなくした
子どもの写真目をそらさずに
黙って涙を流したあなた
そんなあなたを私は信じる
信じることでよみがえるいのち

葉末(はずえ)の露(つゆ)がきらめく朝に
何をみつめる小鹿のひとみ
すべてのものが日々新しい
そんな世界を私は信じる
信じることは生きるみなもと

これらから各節の要点を書き抜けば、
「自分にうそがつけない私、そんな私を私は信じる。信じることに理由はいらない。」
他人の不幸に「涙を流したあなた、そんなあなたを私は信じる。信じることでよみがえるいのち。」
「すべてのものが日々新しい、そんな世界を私は信じる。信じることは生きるみなもと。」
です。更に要約すると、
「信じることに理由はいらない」「信じることでよみがえるいのち」「信じることは生きるみなもと」
です。
人を信じることが出来ない人は孤独です。いつも懐疑が渦巻き、不安や憎悪が波立ち、他人の命を奪うか、おのれの命を奪うか、迷っています。そして生きる気力を失い、すべてを諦め、死んだつもりで生き、ついに自死しようとする。
その反対が「信じる」ことです。まず、自分の誠、素直な自分を信じよう。信じることに理由は要りません。ただ信じればいいのです。信じられない人は、ここでつまづいています。
次に「あなた」を信じましょう。あなたの誠、誠のあなたを信じます。あなたの不幸をなんとか救ってあげたいと願う自分がいます。あなたと自分の命に気付きます。信じることで命はよみがえります。
そして、それを更に広めてゆけば、すべての命が日々新しいものであることに気が付きます。そんな世界を私は信じます。信じることによって、命の世界を感じることができるようになります。
つまり、「信じることは生きるみなもと」なのです。

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