参考になるかわかりませんが・・・ 私は看護学校を辞めて、フリーターを３年ほどやった事があります。 高卒後、看護学校に進学しました。3年目に入り勉強も実習も嫌だったし毎日が苦痛で、自分は看護師に向いていないと思いました。物を売るとか作るとか・・・体を動かすとか・・・漠然とでしたがもっと成果がはっきりわかり、開放感のある仕事がしたいと思っていました。バイトや遊びに夢中になり学校へ行かなくなりました。留年となったので退学しました。 退学直後にまず海の家でバイトしました。その後かなりの種類のバイトを転々としました。最後は土木会社に勤務しました。 具体的にやりたい仕事が自分では判らなかったので、自分なりに見つけていこうとその頃はもがいていたんだと思います。 そういった生活を送りながら、そもそも何で看護師になろうと思ったんだろう？と考えることが多くなりました。軽い気持ちで進学したが、何でだろうと・・・ お年寄りの手助けがしたかった。ということに行き着きました。お年寄りは元気な方から重い病気の方まで多様なので、全体的にカバーできると思い看護にしたということに気づきました。学校に通っていた頃、自分にはむいていないと常に思っていたけど実際に仕事としてやってもいないのにどうして適性がわかるんだろうと思いました。 そして地元に戻りたまたま募集していた病院に看護助手として就職し、働きながら准看・高看と進学し現在に至っています。 かなり回り道して看護師になりましたが、あの時学校をやめなければよかったと思う反面、それはそれでよかったと思っています。 フリーターをしてた時、土木会社に勤務したときの経験や体験は視野を広げたり、自分を見つめる良い機会になったと思っています。 ただ、当時学校をやめずに頑張って資格さえとっていたら例え違う仕事をしたとしても、常に転職の選択肢に看護・介護系を入れることが出来、回り道も短くてすんだのではないかと今も思います。 あなたのご両親はそういった意味を込めてあと2年頑張れとおっしゃってるんだと思います。 私も職場の後輩が進学して、その後学校をやめたいと言い始めたときにはこういった話をしたあとに「とりもどすにはかなりの時間がかかるから、頑張って卒業したほうがいい」と言っています。それでもやめる人はやめてしまいます。 挫折や失敗を経験した人はあなたの想像以上にたくさんいます。今、この瞬間にも「うまくいかないな」と悩みながら仕事してる人はごまんといると思います。流れに沿ってとりあえず進んでみるか、一度降りてみるか、決めるのはあなただし行動するのもあなたです。人生は長いですから、失敗しようが成功しようが回り道しようが人のせいにして後悔しないよう、自分で決めることが大事だと思いますよ。 あなたは看護→介護と考えているようですので、元々「人の世話をする」ということに関心があるんだと思います。そして、看護（ハードルが高かった）は上手くいかなそうだけど、介護（ハードルが低そうだ）なら上手くいくんじゃないか？と考えている部分がありませんか？手に職をつけたいと思っているとの事ですが、数多くある専門職の中から介護を選んでいるので、多かれ少なかれそういう考えがあるように思います。 看護にせよ介護にせよ、どちらも大変です。こっちが楽というのはありません。あなたは最初に看護を選んだわけですから、なぜ医療系の中から看護を選んだのかよく考えてみてはどうでしょう？ 最後に、看護は一生勉強ということについて・・・ 今、学校では資格をとるために勉強しているわけです。患者さんの療養の世話をする資格をとるためです。卒後、即戦力になると病院側は考えていません。 看護師になってからの勉強は、患者さんにより良い適切な援助をするため、必要だからするものです。必要に迫られていることも自分でわかりますし、勉強するほど自分の仕事がよくなるので学校の勉強のような苦痛はあまり感じないと思いますよ。 どんな職業でもその職業を続ける限り一生勉強（学ぶ）することになります。後輩の指導とか、部下の指導とか、自分の仕事の管理・改善とか・・・個人事業でも会社でも絶対に付いてまわることですから。 長くなってしまいましたが、何で看護を選んだのかもう一度良く考えてみてはどうでしょう？何となくの奥にある理由です。そして、それをやってみたいか考えてみましょう。 その上で、続ける・辞めるを自分で選択するのがベストだと思いますよ。 続けるならもうちょっと頑張ってみればいいし、辞めるなら外には数え切れないくらいの職業がありますから。