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生命体にとっての、「雌雄」の起源はいつからでしょうか?

dek********さん

2011/6/209:36:49

生命体にとっての、「雌雄」の起源はいつからでしょうか?

別々の個体から出てくる2種類の配偶子を掛け合わせて次世代の生命を作りだす
「雌雄」の概念は、動物にも植物にもあります。

生命の歴史上、雌雄の概念はどの段階で発生したのでしょうか。

動物と植物の雌雄の概念は、同じ起源をもつのでしょうか。
それとも、いわゆる「収斂進化」(?)の結果、似たようなことをしているだけでしょうか。

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per********さん

編集あり2011/6/217:47:02

>動物と植物の雌雄の概念は、同じ起源をもつのでしょうか。

同じ起源だと考えられています。つまり真核生物が動物・植物に別れる以前に、有性生殖をおこなっていたと考えられています。具体的な年代はいつかは不明ですが20億年近くまでさかのぼれそうです。
雌は卵細胞、雄は精子を作り出す個体のことです。有性生殖でも同形配偶子であれば雌雄の概念は存在しません。有性生殖と雌雄という役割分担は同じ物ものではありません。遺伝子を接合により交換するシステムと大小の配偶子形成は意味が違います。配偶子形成自体はあきらか動植物が分かれる以前からのもので、雌雄の発生もほぼ同時かもしれません(そう考えた方が自然です)が、収斂進化の可能性は否定できません。(少なくともどちらが正しいか証明できる証拠はありません)

現在考えられているシナリオは
初期の有性生殖では配偶子の大きさは同じ いわゆる同形配偶子でした。
その場合、より大きな配偶子を作り出せる個体が、子孫に多くの栄養を与えられるため生存に有利で、大きな配偶子を生み出すための進化が進んだと考えられます。大きな配偶子同士の接合が、より生存能力の高い個体を生み出します。

ところが大きな配偶子は親にとって、多くの栄養(エネルギー)を必要とするため数多く作れません。それでも大配偶子化が進むと、別の戦略を始める個体が出現します。
大きな配偶子に大量の栄養が詰まっているのですから、それを横取りしようとする戦略です。大配偶子同士の接合前にすばやく移動して接合するためにつくられた移動可能な小配偶子をつくる個体です。小さいので大量に作れます。

1個を大きく育てる戦略が卵、数で勝負する戦略が精子を生み出しました。どちらか一方だけが有利でないのは世の中に雌雄がほぼ同数いることで証明されています。

雌雄同体あるいは性転換する動植物がいることは、雌雄が動物と植物に分かれたあとから起きたのでは無く、大配偶子・小配偶子形成システムがフレキシビリティを保ったまま後世に受け継がれたと解釈すべきでしょう。

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ベストアンサー以外の回答

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uni********さん

2011/6/210:22:40

雌雄の概念は人間の脳が発達し始めた頃からだと思います。現在の科学では明確な「概念」をもつのは人類だけだと考えられているからです。

生物学的な「雄」と「雌」が別れたのは多細胞生物が発生してからそれほど遠くない時期だと考えられています。そして、雌雄が配偶子を半分ずつ子孫に分け与えて子孫の遺伝子を構成した方が多様性が増え、そのことによって環境が変化しても種全体としては適応できるので自然淘汰圧に耐えきれて残っていったのだと考えられます。雌雄同体の生命体もいますが、染色体構造などの関係で、形態を規定する遺伝子が性にリンクしていて、雌雄別個体(形態)のものが残っていったのだと考えられます。ただ、自己複製のみの個体や、社会性昆虫などで役割によっては性別が固定されているものもいますので、雌雄別個体で異態性を持つものだけが有利であるわけではないようです。

植物にも同一草本の花の中に雌雄を分けているものもいますし、雌雄を別草本にしているものもあります。また、単為生殖、分裂のみのものもいます。動物と比較するとシステム的には相同です。おっしゃるとおり、動植物 divergence のあとの「界」間での convergence と考えることができます。

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