東日本大震災の津波で福島、宮城、岩手の沿岸部にあった変圧器や蓄電器、蛍光灯安定器などに有害物質PCBが含まていて津波で消失したと言言います。

東日本大震災の津波で福島、宮城、岩手の沿岸部にあった変圧器や蓄電器、蛍光灯安定器などに有害物質PCBが含まていて津波で消失したと言言います。 そこで1.PCB(ポリ塩化ビフェニル)はどのように危険な物質なのでしょうか?なんでも2.『カネミ油症事件』と呼ばれる事件を引き起こした物質だと言います。どんな内容の事件でしょう?3.また関東にもそのようなPCBを含有した電器設備が未だにあるのでしょうか?教えて下さい。

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PCBは熱に対して安定で、電気絶縁性が高く、耐薬品性に優れている。加熱や冷却用熱媒体、変圧器やコンデンサといった電気機器の絶縁油、可塑剤、塗料、ノンカーボン紙の溶剤など、非常に幅広い分野に用いられた。 一方、生体に対する毒性が高く、脂肪組織に蓄積しやすい。発癌性があり、また皮膚障害、内臓障害、ホルモン異常を引き起こすことが分かっている。 カネミ油症事件の概要 福岡県北九州市小倉北区(事件発生当時は小倉区)にあるカネミ倉庫株式会社で作られた食用油(こめ油・米糠油)[1]の製造過程で、脱臭のために熱媒体として使用されていたPCB(ポリ塩化ビフェニル)が配管作業ミスで配管部から漏れて混入し、これが加熱されてダイオキシンに変化した。 このダイオキシンを油を通して摂取した人々に、顔面などへの色素沈着や塩素挫瘡(クロルアクネ)など肌の異常、頭痛、肝機能障害などを引き起こした。また、妊娠中に油を摂取した患者からは、皮膚に色素が沈着した状態の赤ちゃんが生まれた。母乳を通じて皮膚が黒くなったケースもある。この「黒い赤ちゃん」は全国に衝撃を与え、事件の象徴となった。 2002年に坂口厚生労働大臣が、厚生官僚の反対を押し切り「カネミ油症の原因物質はPCBよりもダイオキシン類の一種であるPCDF(ポリ塩化ジベンゾフラン)の可能性が強い」と認めた。現在、原因物質はPCDF及びCo-PCBであると確定しており、発症因子としての役割は前者が85%、後者が15%とされている。 「関東にもそのようなPCBを含有した電器設備が未だにあるのでしょうか?」 依然として日本国内ではPCBを使用した機器があふれており問題視されている。一例では1999年に青森県の高校、東京都の小学校にて、相次いで照明器具(蛍光灯)内のPCBを使用したコンデンサが老朽化のため爆発。生徒や児童に直接PCBが降りかかるといった事件が発生。現在でも公共施設をはじめ多くの場所で用いられていることを示す例として知られるようになった。1970年代以前のコンデンサー類の全てでPCBが用いられているとは限らないが、今となっては使用状況が正確に把握できないこともあり、眠る爆弾として衛生面、環境面から恐れられる存在となっている。

ThanksImg質問者からのお礼コメント

専門的でいて素人の僕に判る丁寧な解説有り難うございました。未だ身近な公共施設にも有害物質を含む器具・設備が存在するのは恐ろしいですね。海洋汚染が心配ですね。

お礼日時:2011/6/2 16:57