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【インフレ抑制策に対する、ドルの動き】

set********さん

2011/7/1120:48:03

【インフレ抑制策に対する、ドルの動き】

下記は、7月11日のブルームバーグの記事です。

『11日の外国為替市場で、オーストラリア・ドルとニュージーランド(NZ)ドルが米ドルに対して下落。
中国当局がインフレ抑制策を強化するとの観測が高まり、リスクのより高い資産の需要が後退した。』


何故、中国のインフレ抑制策に対して、ドルに対する豪ドル・ニュージランドドルに動きがあるのか、理解できません。

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m88********さん

2011/7/1123:23:12

中国がインフレを抑制するということは、金利を上げて市場に出回っているお金の流れを抑制するということです。
そうすると、世界経済のけん引役である中国の景気も多少減速することになります。
資源国であるオーストラリアなどは中国に資源を輸出していますが、この動きにも少しブレーキがかかることになります。
世界の投資家は米ドルを売って、金利の高いオーストラリアドルを購入していますが、オーストラリアの景気にも多少のブレーキがかかるとの思惑から、このポジションを解消します。(手持ちのオーストラリアドルを米ドルに戻します。)
当然日本の投資家にも、円を売ってオーストラリアドルで預金している人がいっぱいいます。(オーストラリアドルの方が低金利の日本円より金利が高いため。)
このような人たちも、
中国の景気ブレーキ→オーストラリア輸出減少→オーストラリア景気ブレーキ→オーストラリアドル下落
…と考え、下落する前に手持ちのオーストラリアドルを日本円に変えようとします。
要はオーストラリアドルがいっぱい買われていたポジションが、解消される動きが高まるということです。

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aya********さん

編集あり2011/7/1813:50:51

ブルームバーグのような情報発信会社は外国為替相場の変動要因を伝えるため、関係者に取材しています。で、取材対象の1人がご指摘のようなコメントし、それをそのまま発信したと推察できます。ですが、これは完全なこじつけです。おそらく、その取材対象は、実際にマーケットに参加していないか、あるいは参加していても負け続けているかのどちらかでしょう。

最近、ギリシャ・ショックで円高・米ドル安になったという解説をみかけましたが、これも同類ですよね。ギリシャ・ショックなら、ユーロが対円、対米ドルでどうなるか伝えるべきですよね。「米国経済が弱いので、円高・ドル安になる」も実は机上の空論です。米国経済が弱い=ドル安ならわかりますが、それが円を買う材料には直結しないからです。外国為替市場に米ドルと円しかなければ、この論も成り立ちますが、実際には数多くの通貨が存在し、いろいろな通貨ペアで取引されています。米ドルと円の通貨ペアの世界シェアは12%にすぎません。

外国為替相場に公式など存在しません。たとえば、米国の金利が低下したら、必ず米ドル安・円高になるわけではないということです。一般に、米国の金利が低下すると、米国債券市場が買われやすくなります(債券は価格が上昇すると利回りが低下します)。その一方、新発債の表面利率が低下すると、新規投資を躊躇する投資家もいるでしょう。つまり、米国金利低下は、米ドルの買い材料にも、売り材料にもなるわけです。なにより、Aという状況になれば必ず相場はこう動くという公式があるのなら(たとえば米国金利低下=ドル安)、だれも反対売買(このケースではドル買い・円売り)をしてくれないでしょう。外国為替相場は、反対売買してくれる相手がいないと取引が成立しないのですから。

外国為替市場には実にさまざまな投資家が参加し、それぞれの相場観や思惑で取引しています。売買する理由も千差万別です。なので、テレビなどが伝える為替相場の変動要因は100あるなかの1つ程度と理解しておいたほうが賢明でしょう。

近年、外国為替相場に最も大きな影響を与えているのは、おそらく投機筋です。彼らの取引理由は、「儲けやすいかどうか」。最近の円高・米ドル安も米ドルを買う(円を売る)よりも米ドルを売る(円を買う)ほうが儲けやすいから。株式相場でも、「上がるから買う、買うから上がる」と形容されるように、株価上昇が最大の買い材料になっている場合がありますが、外国為替市場でも同様の相場展開がしばしばみられるということです。

ちなみに、外国為替市場で勝ち組と呼ばれている人に話をきくと、「米ドルが豪ドル・NZドルに対して高くなっているのは、米ドルを買う人のほうが、豪ドル・NZドルを買う人より多かったから。それ以外の理由はない」ということでした。勝ち組になるには、為替の変動要因を探るのではなく、これからどう動くかを分析することのほうがはるかに重要なのだそうです。

ご参考になれば、幸いです。

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