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突然の回答リクエスト失礼します。母乳のメリットについての質問です。

tre********さん

2012/2/711:41:11

突然の回答リクエスト失礼します。母乳のメリットについての質問です。

障害をもつ子供相手(1歳半から4歳未満)にセラピストをしています。子供の親御さんたちに、アドバイスをする際、できるだけ科学的根拠のあるアドバイスをしようとしています。

“確かにUNICEFやWHOでは、短くても2歳かそれ以上授乳
を続けましょうと言っています。
長く続ける=母乳を飲む総量が多ければ多いほど母乳のメリットが増幅されることが研究でも明らかになっていることが根拠になっていますが、”

この回答に大変興味があります。2歳まで(それ以上)の授乳を勧める記事はみつかったのですが、その根拠となる研究結果のリポートを見つけることができません。発展途上国での研究結果みたいなものはみつかったのですが、日本のような食べ物が豊富な国にはあてはまらないような結果でした。

この最低でも2歳まで母乳をあげることの研究結果をどこでみつけたか教えていただけますか?お手数ですがよろしくお願いします。

この質問は、oei********さんに回答をリクエストしました。

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ベストアンサーに選ばれた回答

oei********さん

リクエストマッチ

2012/2/722:16:05

ご指名ありがとうございます。
母乳を飲む総量に応じて母乳のメリットが増幅されるという点についての根拠を知りたいとのことですね。
きちんと科学的根拠に基づいた情報をお伝えしようとなさっていて素晴らしいです。
あなたにサポートされた親御さんは安心されると思います。

大山牧子氏による「母乳で育てられている赤ちゃんとお母さんにやさしい保育園をめざして」には、

母乳育児の長期的な効果(感染予防、免疫制御、認知能力の向上)は、母乳育児期間に応じて高まる。
自然な卒乳は2歳半~7歳である。

と書かれています。

また、本郷寛子氏の「母乳と環境」にも、

生涯飲む母乳の摂取総量が多いほど、小児白血病、リンパ腫、耳の感染症、
呼吸器感染症、下痢、インフルエンザ桿菌(Hib)、肥満や過体重のリスクが減る

と書かれています。

アメリカ小児科学会編の「母乳育児のすべて」にも、

母乳の成分は赤ちゃんが1歳を過ぎても変化を続けて、すぐれた栄養として重要で、子どもの免疫組織の強化にも役立つことが分かってきました。
また、研究によって母乳育児を長く続けるほどに、子どもが母乳をたくさん飲むほどに、子どもと母親の健康に良いことが分かってきました。
このようなデータや他の多くの理由から、WHOは、生後6ヵ月までの完全母乳育児と2歳までの継続を勧告しています。

と書かれています。

同じくアメリカ小児科学会の「母乳と母乳育児に関する方針宣言2005年」にも、

先進工業国における研究でも発展途上国における研究でも、
母乳を与えることで発生率と重症度が低下するという強いエビデンスがあるものとして
細菌性髄膜炎、中耳炎、新生児以降の乳児死亡率を21%低下される(アメリカにおいて)
などを挙げています。

ユニセフとWHOでは、国や貧富の差に関わらず2歳かそれ以上、母子共に望む限り続けることを勧めていますが、上限はありません。
医療者の中にも、WHOの勧告は貧困国に向けたもので日本のような先進国には関係ないと主張する人もいますが、WHOもユニセフも、そのような制限はしていません。
アメリカ小児科学会でも、母子が望む限り続けるように勧めています。

ただ、栄養や衛生的な環境に恵まれない状況では、母乳育児は生死をも左右するので、より重要度が高まるということです。
上記のように先進国においても、母乳育児の恩恵はたくさんあることが知られています。

そして子どもだけでなく、母乳育児によって母親にも恩恵があります。

ラ・レーチェ・リーグ・インターナショナルの「だれでもできる母乳育児」には、

乳ガンを防ぐ効果は、授乳期間とのかかわりが深く、
最も乳ガンにかかりにくいのは、一人以上の子どもを、合計5~6年以上、完全に母乳で育てた女性

と書かれています。

科学的根拠に基づいた資料やデータなどは、日本ラクテーション・コンサルタント協会(JALC)http://jalc-net.jp/でも得ることができますし、
母乳育児支援ネットワークhttp://www.bonyuikuji.net/も参考になるかと思います。

質問した人からのコメント

2012/2/14 05:44:56

降参 明細なご回答ありがとうございます。母乳のメリットについて大変勉強になりました。親御さんたちにアドバイスをする際に、母乳をつづけるメリット・デメリット(母乳がおしゃぶりのかわりになっている。3歳になっても母乳なしではまったく感情のコントロールができない等)ついて話していきたいと思います。’

ベストアンサー以外の回答

1〜1件/1件中

pao********さん

編集あり2012/2/810:25:08

UNICEFやWHOが「短くても2歳かそれ以上授乳を続けましょう」と言っているのは、食料の少ない貧困国で授乳を早期に止めると、幼児期早期の栄養不足が生じ、乳幼児死亡率が高くなるためです。

さらに、「短くても2歳かそれ以上授乳を続ける」と、結果として次の子どもを産むまでの間隔が長くなるので、適正な産児制限につながるからです。

栄養状態に問題のない日本で同様のことをすると、逆に様々な弊害が生じますので、安易にお勧めいただいては困ります。

補足
アメリカ小児科学会その他の「お勧め」には、母乳育児を「各国が社会的に許容できる状況」を越えて無理に推進することによる「母子の心理社会的影響」についての考察が欠けているという批判があります。
原則として「母乳育児を推進すること」には異論はないのですが、「母親が働き」「日の出とともに起きて日の入りとともに寝る・・・わけではない生活」をしている先進国で、理想的な母乳が2歳を越えて出続けるのは極めて希有なことであり、妄信的な?「母乳推進論者」の「悪意のない」言葉に傷つき泣いている「母乳が出なくなった母親」が多数いることも決して忘れてはならないのです。
よくわからない不明確な期間を限定して無理矢理卒乳するのは問題ですが、様々な心理社会的問題が生じているにもかかわらず「あなたと子どもの健康のためです!耐えて続けなさい!」というのもまた問題なのです。
確かに母乳は素晴らしい・・・が、出ないものはしょうがない・・・。これが先進国の自然な現実です。
セラピストには釈迦に説法でしょうが、「理想を押しつける」のがサポートではないのです。

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