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大日本帝国憲法(明治憲法)の長所と短所は何ですか?

toi********さん

2012/3/619:13:17

大日本帝国憲法(明治憲法)の長所と短所は何ですか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

hai********さん

2012/3/619:49:08

長所なのか短所なのかは結果論ですが、大日本帝国憲法では天皇を国家の最高権力者と定義して、統治権(行政立法司法)と統帥権(軍の発動と作戦指揮)を分離し、それぞれ天皇に帰属する国家大権ということにして相互に独立不干渉としたことが日本の国体の変化に一番影響を与えています。


文民統制(シビリアンコントロール)は言葉でいうほど容易なものでもきれいごとでもありません。
日本のように、「国民全体にとって良い事=国家正義」に対立する概念で国家全体から見れば無駄なものである「国民個人にとって良い事=人権」を国民が戦って勝ち取るのでなく上から賦与された国では、多数決主義と少数意見の尊重(=人権重視)を必須の両輪とする近代的民主主義は未熟であり、容易に単なる多数決主義すなわち衆愚政治に陥りがちです。

そのような国では最高権力を議会とその指名する内閣に与え、その指揮下に軍を置くことは非常に危険です。だれか扇動者たるカリスマが出ればその意思に沿ってどんな独裁や無茶な戦争でも起こりかねません。
実際人権思想の希薄だった戦前のドイツでは、圧倒的なカリスマを持つヒトラーが率いるナチ党が選挙で圧勝して政権を獲り、最終的にナチ一党独裁下のドイツ第三帝国が総統による行政立法軍事独占の形態をとって戦争に突入しています。


帝国憲法では統治権(行政立法司法)と統帥権(軍の発動と作戦指揮)を分離し、それぞれ天皇の国家大権ということにして相互に独立不干渉なものとしました。
この体制をとることにより、単なる衆愚政治の勢いで軍を発動したり、逆に国家にとって必要な時に適切な軍事行動がとれなくなるのを防ぐことができ、日清日露、第一次大戦までは非常にうまく機能していたのです。

もっともそうなると統治権を代表する内閣指揮下で軍政(軍の編成や徴兵、予算配分など軍事にかかわる行政)を担当する陸軍省や海軍省と、統帥権を代表して軍令(作戦の発動や指揮)を担当する大本営の陸軍参謀本部や海軍軍令部(この二つは戦時に合同して天皇直属機関として大本営を構成する)の二重権力構造が生まれてしまいます。

指揮系統が軍政と軍令で別々で統一されないために作戦がうまくいかなかったり、統帥権独立の名のもとに自分たちが誰にも指図されることの無い権力を持っていて自分たちの考えたとおりに国家は動くべきだと信じる軍部現場が行政が知らない間に勝手に作戦を始めたりするのです。先の大戦で日本が敗れ、大日本帝国が消滅した理由の一つがここにあります。

ベストアンサー以外の回答

1〜1件/1件中

hay********さん

2012/3/706:57:52

そんなものない。

法律に長所も短所もない。

主語で変わるんだから。

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