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カウンセリング。 統合失調症にカウンセリングは有効ですか? カウンセリン...

you********さん

2012/3/1900:49:55

カウンセリング。

統合失調症にカウンセリングは有効ですか?

カウンセリングをすると病気(症状)であることを突き付けられるようで悪影響ではないでしょうか?

補足回答ありがとうございますm(_ _)m
また質問になってしまいますが、統合失調症に傾聴スタイルのカウンセリングが行われない理由はどんなことにあるのでしょうか?
やはり現実を突き付けることにより悪化するのでしょうか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

gen********さん

編集あり2012/3/1912:12:52

=補足=
統合失調症の方にカウンセリングが行われない理由はいくつかありますが,要するにカウンセリングの適応範囲外なんです。
まず,統合失調症は内因による疾患だといわれています。つまりその方が「統合失調症の要因をもともと持っていたため,発症した」という考え方ですね。その根拠として,統合失調症は遺伝的な要因が特に強いとされています。カウンセリングは,とっても簡単に言ってしまうと葛藤・悩み・ストレスへの専門的支援です。うつ病や神経症のように,心理社会的ストレスが大きな要因として考えられている精神疾患の場合はカウンセリングも有効でしょう。しかし統合失調症はストレスよりも内因が強いとされているため,そもそもカウンセリングは支援として適さないのです。

次に,統合失調症の症状として有名なのは妄想(被害妄想など)・幻覚(幻視・幻聴など)・連合弛緩が挙げられます。傾聴スタイルと表現したカウンセリング技法は,来談者中心療法と呼ばれるものです。これはクライアントの話すことに対して肯定的態度で接することが原則とされていますが,妄想は「否定も肯定もしてはいけない」とされています。肯定すると妄想症状を促進し,かといって否定すると妄想への確信が高まります(カウンセラーの否定に対して否定を行うため)。さらに,連合弛緩はカウンセリングを成り立たせません。これは「思考のつながりがなくなる症状」を指します。つまり,「私は緑の服を着ているからイヌで,今夜のご飯は地震なんだ」とか…。発言が意味不明になってしまう症状,とお考えください。ご存知のように来談者中心療法は言語で行われますから,コミュニケーションが取れない以上はどうしようもないわけですね。

その他にも,症状としては人格水準の低下などもありますから…結果的にカウンセリングが成り立たないこと・仮に成り立っても症状を悪化させかねないこと。この二つが一番の理由になりますね。

更に,上記症状への一番の対処は薬物療法だとされています。特に妄想や幻覚などの症状に対しては,お薬の力がないとどうしようもありません。現に,心理カウンセラーは統合失調症と思しき(つまり最初にカウンセリングを受けに来た)クライアントが訪れたらすみやかに医療機関(精神科・精神病院)を紹介する,というのはこの世界では常識です。

そうそう,来談者中心療法の提唱者であるカール・ロジャーズはかつて統合失調症患者へのカウンセリングを行い,多くの失敗を経験したそうですよ。歴史的にも,来談者中心療法は統合失調症と相性が良くないのでしょう。


なので現実を突きつけることにより悪化する,ということではないのです。
余談ですが,統合失調症の方は病識があるとされています。病識というのは「自分が病気であるという自覚」です。

=補足=

一般的に,統合失調症の方へのカウンセリングは殆ど行われません。社会復帰に向けての訓練などをカウンセリングと位置付けるならば,有効であることも,と申し上げます。が,いわゆる傾聴スタイルのカウンセリングは行われませんね。
統合失調症に限らず,うつ病の急性期にも同様のことが言えます。

質問した人からのコメント

2012/3/19 16:16:33

感謝 なるほど(゚゚)
とっても分かりやすい回答をありがとうございました(*^_^*)
かなり勉強になりました!

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