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LED電球って蛍光灯や白熱球に比べて虫がこないんですか? LED照明についてその様に説明されているものを良く見ますが、本当か疑問です。 照明器具が発しているのは、人の目に見える可視光線以外に紫外線も出しています。 光に集まる習性(すう光性) を持った虫は、人が青みを感じる波長から人の目には見えない紫外線を感じて寄って来ます。(約360nm前後の光) その為に、夜になりあかりが点灯すると紫外線を感知した虫が群がります。 紫外線を効果的に発光させたり、紫外線をカットすることで、虫をおびき寄せたり、寄り付き難く出来ます。 殺虫灯のランプが青っぽいのは虫をおびき寄せる為です。 蛍光灯でも虫が寄り難い様に紫外線吸収膜を取り付ける等したものがあります。 白色LEDは、一般的に擬似白色と呼ばれているものが多く、土台は青色発光LEDです。 青色発光LEDの素子の上に青色光を受けると黄色く発光する蛍光体を被せて、青色光と青色の補色である黄色を合成して擬似白色を作っています。 赤色成分が全く無いので擬似白色と呼ばれています。(白色光は、赤色・緑色・青色(RGB)の合成) LEDは、紫外線を出すもののありますが、通常は紫外線は出しませんので虫を寄せ付けないと良く説明されていますが、近紫外線である青色光を突出して多く出しています。 現状の一般家庭の照明程度の光の強さ程度では虫は寄り難いのかも知れませんが、虫の好む青色光を出しているので、LED街路灯の様に強い光を出す照明器具は、全く紫外線は出していないのに、色温度が高い程、LEDからの光が明るい程、虫がLED に集まって来るそうです。 他のランプの分光分布と比較して青色成分が突出して多い分、明るくなればなる程、蛍光灯や白熱電球よりも虫が寄りやすくなるかも知れません。
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