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理由は簡単ですよ。 真に優秀な方は、先を予見・予測する能力も高く判断力・決断力も有しています。 まず、将来自社がどうなるか、業界がどうなるかを冷静に分析する能力や 自社の中で自分がいつ、どの程度まで出世出来るかを分析する能力にも長けて いるのです。 次に、その分析結果と以下の事由などを比較検討し自分の考えを明確にもって 決断をします。 事由例: 1.自分のやりたい仕事と今の仕事のリスク分析 (転職リスク・待遇等) 2.客観的市場価値を的確に理解している (他社でもやっていけるか、自分の価値がどの程度かを把握している) 3.人生設計が固まっている (結婚・出産・自宅購入・共働きなど) 逆に考えてみると簡単ですよ。優秀でない人は会社の評価などから己を知って いる方が大半です。もしくは意図的に現状に甘んじている方です。 そういった方は早期退職で退職金を上乗せしてもまず辞めません。必死で会社 にしがみついて寄生して行きていこうとします。理由は簡単。転職しても現状以上 の待遇を得る事が難しい又は厳しい事を理解しているからです。 優秀な方にとっては早期退職など渡りに舟。多額の上乗せ退職金をもらった上 に転職して更に待遇の良い企業に行けたりするのですから。 これは日本の雇用の大きな問題であり、成果主義とか言っているのが上っ面の 事だけであることを示しています。真に成果主義ならば業績が悪い場合のリストラ は能力の無い人から解雇すべきであり欧米などではそれが当然です。 しかし日本の雇用の法は解雇を厳密に縛っており、能力の高低は解雇には結び つかないのです。 話は少し変わりましたが、事実として大手企業の早期退職などがあると人材紹介 会社は、それらの早期退職者の転職支援を取り込もうと躍起になります。 理由は優秀な方が多く転職が決まる確率も高く、高給なので手数料もそれなりに 高額となる良い獲物だからです。 もちろん全員が優秀と言う事は無く、中にはハズレもいますが当たりの確率の方 が圧倒的に高いと思います。 ただ諸事情から優秀でも退職をしない方もいます。それは次のような事などから と推測されます。 ・家庭の都合 (介護などで職務に制限がある) ・リスクは取らない (転職は良くも悪くもリスクはあります。優秀だからこそ辞めないという考え方も あります。) ・先が見えている (年齢・役職など自分がどの程度まで上がれるか算段がある方は辞めません) ・現在の給与が高額すぎるなど (優秀である事と給与は必ずしも比例しません。優秀であったとしても現在の給与 が仕事と見合わないくらい高額である場合は当然辞めないでしょう) 私自身の経験や他社の話を聞くと、上記が現実であることがわかりました。
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