【源氏物語】このくだり、藤壺の宮にとってのメリットは?

【源氏物語】このくだり、藤壺の宮にとってのメリットは? 六条御息所の娘(秋好む中宮)の入内について質問です。 御息所の姫君を、誰に嫁がせるかで悩んだ源氏が、異母兄弟の朱雀院ではなく息子の冷泉帝に嫁がせようとする場面です。 源氏にとっては、既に他の女御たちがいてしかも病気がちな朱雀院より、冷泉帝にと思うのは理解できます。 が、そのことを藤壺の尼君に相談したときには、藤壺は非常に乗り気で冷泉帝との結婚を進めたというくだりが理解できません。 この場面、かつての恋仲の源氏と藤壺が、政治的策略のために手を組んだ…などという書かれ方もしているのですが、藤壺にとってなんのメリットがあるのでしょうか。 源氏のような権力者の後ろ盾がある姫君を、我が子に嫁がせたい、ということだけでしょうか? 細かいことなのですが、もやもやしています。ご教授ください。

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ベストアンサー

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この時冷泉帝のお后は弘徽殿女御しかいませんでした。 弘徽殿女御は父方からみれば頭中将の娘ですが、母方からみればあの弘徽殿大后の姪です(弘徽殿大后と頭中将の正妻が姉妹)。 朱雀帝時代、弘徽殿大后に色々煮え湯を飲まされた藤壺が弘徽殿大后を牽制する為に入内に積極的になったというのが有力説です。 立后についても、臣下の娘に過ぎない弘徽殿女御ではなく、藤壺のプッシュと生まれの高貴さから斎宮女御が選ばれたという後日談につながります。

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ThanksImg質問者からのお礼コメント

なるほど、大変よく理解できました。ありがとうございます。この入内以前の婚姻関係がからんでくるのですね。 mira_vivioさんの回答していらっしゃる他の質問も、併せて興味深く拝見させていただきました。もっといろいろ勉強していこうと思いました。

お礼日時:2012/5/15 14:56