『フランシーヌの場合』
『フランシーヌの場合』 1969年頃はやった『フランシーヌの場合』という歌で題材になっている <1969年3月30日(日)ベトナム戦争とビアフラの飢餓問題に抗議し パリで焼身自殺した女学生>Francine Lecomteという方が どんな方だったか知りたく インターネットで調べてみたのですが、ヒットするのは日本語のページばかりで、 フランス語での情報は見つかりませんでした。 また 知り合いのフランス人(65歳と70歳の方を含む)に聞いても その頃学生運動などが活発だったことは覚えているのですが 焼身自殺をした女性もしくはFrancine Lecomteという名に 覚えがないとの事でした。 学生運動などが盛んで大混乱を起こしていた時期のフランスとはいえ 抗議のために焼身自殺をした<女学生>の事件は は記憶にも残らない小さな事件だったのでしょうか? 何か とても不思議です。 下の記事では<女学生>ではなく30歳の女性というのも気になります。 長々と書いてしまいましたが、Francine Lecomteという方について、 またその方の背景について何かご存知の方がおられましたら 関係記事の記事のURLでもかまいませんので 教えて頂けますでしょうか。 宜しくお願いします。 (カテゴリー違いかとは思いましたが、フランス人に知り合いがいたり、 仏語で検索などが出来る方が多いフランス語カテゴリーで 質問させて頂きました。)
フランス語・2,228閲覧・500
ベストアンサー
残念ながらFrancine Lecomteさんについては私も聞いたことがありません。 周りにいる友人にも聞いてみましたが、彼女の名前を知っている人はいませんし、 ビアフラ内戦への抗議で焼身自殺した女学生がいることも誰も知りませんでした。 チェコスロバキアで同じ1969年1月にソ連侵攻への抗議として焼身自殺した Jan Palachという学生は世界的に有名なのですが。 Francine Lecomteの場合は、どうも日本でしか知られていないようです。 ネットの検索でもFrancine Lecomteについてフランス人の手になる資料は皆無です。 英語ですら見つかりません。 あってもせいぜい日本の歌『フランシーヌの場合』の英語での説明くらいです。 cf. http://spamfromjapan.com/2009/10/03/the-case-of-francine-lecomte/ なぜフランスでこれほど忘れ去られてしまっているのか、 はよく分かりません。 ネットでの検索によると 1970年にはリール(北フランス)の高校生が 同じくビアフラ戦争への抗議として焼身自殺したそうですが、 これほどショッキングな事件でもほとんどの人が忘れています。 こういうことが今でも語られないのは、 ご家族の意向だったり、 (いくら抗議とはいえ)自殺自体がカトリックの教えに反していたり、 安易な模倣をふせぐためだったり、いろんな理由が考えられますね。
4人がナイス!しています
質問者からのお礼コメント
bonbingo77さん、どうもお手数をかけてしまい申し訳ありませんでした。 こちらで質問してからも 中華料理店を営む年配のベトナム系フランス人(移民一世)に聞いてみたりしたのですが答えは同じでした。 50年ほど前にはやった名曲は名曲として、詳細は謎に包まれているほうがいいのかもしれませんね。 お二方とも回答、有難うございました。
お礼日時:2012/6/16 16:38