甚平は部屋着・湯上り着ですが小学生までのお子様でしたら全く問題なく、お祭りや夕涼みにお召しになられても良いと思いますし、動きやすく、涼しいので適していると思います。 家族での夏旅行の際には子供の館内着にもなり、そのまま寝巻にもなりますので重宝します。 子供の場合は小ざっぱりして可愛いと思いますが、親と一緒でなく、自分たちだけで行動する年齢（中学生くらいかな？）になると、やはり甚平を外出に使うというのは安易すぎてあまり常識をわきまえているとは見えないと思います。 浴衣も部屋着だという意見もありますが、湯帷子から湯上り着として発達してきた浴衣は江戸文化で注染染めが発達し、庶民は浴衣の柄に凝って、夕涼みや花火・お祭りを楽しんだという歴史があります。 現在の甚平は寝巻の甚平にパンツをつけたものですので、正しくは甚平というものではありません。 これを外出着にまで発展させるというのはジャージでお出かけというのと同じようなことだと思います。 まあ、ジャージでお出かけしている方もいるわけだから同類と思えばそうかもしれませんねえ？