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ビートルズ「Let it be」について。

gug********さん

2012/7/1210:38:33

ビートルズ「Let it be」について。

「Let it be」 は、いわずと知れた名曲ですが、シングル盤はイギリスでは最高位は2位と、最後を1位で飾る事はできなかったですが、ではこれを阻んだ1位は誰でしたか?

補足当時の一位は、S&Gの「Bridge Over Troubled Water 」かと思ってました。しかもこの一位の曲知りません・・
己の勉強不足を痛感しております。

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unt********さん

2012/7/1408:01:02

ヒット・チャートの順位というのは各会社によりデータの集計方法や集計規模が異なるため、チャートにより最高位が違うのはよくあること。
ビートルズが活動した60年代にイギリスでもっとも権威のあるチャートと目されていた「ニュー・ミュージカル・エクスプレス」や「メロディ・メイカー」では、「Let It Be」は最高位3位。当時はそれらより格下のチャートと見なされていた「レコード・リテイラー」~「ミュージック・ウィーク」では最高位2位だが、現在イギリスで圧倒的権威を持つ「UKシングルス・チャート」を監修するオフィシャル・チャート・カンパニーはレコード・リテイラー誌を前身としているため、現在では同曲は「全英での最高位2位」と紹介されることが多いようだ。


2位か3位かはともかく、1970年3月6日にイギリスでシングル・リリースされた「Let It Be」は、イギリスのどのチャートでも1位を獲得できなかったのは事実。

同曲リリース直後の全英チャート第1位は次の2曲(レコード・リテイラー誌による)。
70年3月7日~3月21日:Lee Marvin / Wond'rin' Star(さすらいの星)(3週連続)
3月28日~4月11日:Simon & Garfunkel / Bridge Over Troubled Water (明日に架ける橋)(3週連続)
「Let It Be」の全英No.1を阻んだのがこの2曲だったことは間違いない。


2曲のうち、「Bridge Over…」は洋楽ファンなら説明不要だろう。アメリカでも日本でも大ヒット(米ビルボードでは6週連続1位)した超有名曲。ビートルズの歴代シングルとチャートでトップ争いを演じたライヴァル曲の中でも強敵中の強敵で、いかにビートルズ贔屓でもこれは相手が強かったことは認めざるを得ない。


しかしもう一つの「Wond'rin' Star」は、一部映画ファンを除いて大半の日本人には無名の楽曲だ。日本でもアメリカでも全然ヒットしていない。

この曲を歌ったリー・マーヴィン(Lee Marvin,1924-87)は、NY出身の往年のハリウッドスター。今の若い世代はこの名優のことを知っているだろうか。こんな機会でもないと彼について書くこともないと思うので、余計な情報かもしれないが触れておく。
193cmの長身と銀髪と低いしゃがれ声の持ち主、「無骨」「コワモテ」を絵に描いたような風貌。悪役専門の俳優だったがジョン・フォード監督に見出されジョン・ウェインの相手役に抜擢されて注目される。その後「キャット・バルー」「特攻大作戦」「北国の帝王」など数多くのハリウッド作品で主演を果たす。その風貌を生かし、アクション物・戦争物・西部劇等で演じるタフガイやアンチヒーローがはまり役だった。
現在ではこんなタイプの役者は少なくなっているし、もしいても主役を張れるような時代ではないのだろう。


マーヴィンの主演映画の一つに、クリント・イーストウッドと共演した西部劇コメディー「Paint Your Wagon(ペンチャー・ワゴン)」(1969)がある。50年代にブロードウェイで大ヒットしたミュージカルを映画化したもの。
舞台はゴールドラッシュ期のカリフォルニア。二人の金鉱探し、大酒飲みのベン・ラムソン(マーヴィン)と一本気な若者バードナー(イーストウッド)が偶然出会い共同生活を始め、二人の起こす騒動や一人の女をめぐる三角関係を描いたコメディー。

この作品の終盤近くでベンが自らの境遇を歌うのが、件の「Wond'rin' Star」という曲だ。
ミュージカルの映画化作品の常として、この映画も歌の部分は俳優ではないプロの歌手が多く吹き替えを行なっている。歌唱力には定評のあるイーストウッドも難しい曲はプロに任せている。
「Wond'rin' Star」についても、スタッフは吹き替えを考えていたようだが、マーヴィンはこの曲だけは自分で歌いたいと主張したそうだ。

こうしてマーヴィン自身の声で吹き込まれた「Wond'rin' Star」だが、荘重なコーラスに続いてボソボソと歌とも独白ともつかない調子外れの低音のしゃがれ声が流れてくるので、初めて聞くと、何とヘタクソな、という感想以外は持てないかもしれない。しかし聞き進むうちに声に独特の渋い味わいを感じるようになり、どこまでが本来の歌唱力でどこまでが演技で下手に歌っているのか判らなくなる。名優ならではの味だろう。
曲調も西部劇音楽の類型的パターンではなく、ケルト民謡に通じるような哀感がある。この曲はまずアイルランドで人気に火が付き英国に波及したものだそうだが、その理由が何となくわかる気がする。


歌に関しては完全な素人であるマーヴィンには、「Wond'rin' Star」以外にチャート・インした楽曲は無い。俳優として輝かしい経歴を持つ彼をこう呼ぶのは気が引けるが、音楽シーンでは「一発屋」には違いない。何の予備知識もなしに楽曲だけを聴くと、ダミ声のオッサンがボソボソ唸るだけの「キワモノ」にしか聞こえないから、何でこんな曲に「Let It Be」が負けたのだと思うこと必定なので、長々と説明させていただきました。

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cru********さん

編集あり2012/7/1217:25:22

1970.3.14に2位となりましたが、そのときの1位は Wand'rin' Star / Lee Marvin
だったようです。

http://chartarchive.org/c/singles/1970-03-14

【補足を読んで】
Bridge Over Troubled Water の方が先にチャートインしてますね。でLet It Beが初登場2位のときに3位、翌週入れ替わり、さらに翌週1位になったと。

ところで、日本版のwiki でLet It Beを調べてみたら、最高位3位になってました。本家では2位になってるんだけど。情報ソースはどこだろ?
日本:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E...
海外:http://en.wikipedia.org/wiki/Let_It_Be_(song)

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