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行政不服審査法58条5項についてです(法律初学者です。)。

m68********さん

2012/8/2602:31:49

行政不服審査法58条5項についてです(法律初学者です。)。

行政不服審査法58条5項「第三項の場合を除くほか、第一項の規定により不服申立書が提出されたときは、はじめから当該処分庁に異議申立て又は当該法令に基づく不服申立てがされたものとみなす。」とあるのですが、その「第三項の場合を除くほか、第一項の規定により不服申立書が提出されたとき」とは、具体的には、どのような場合でしょうか。
法律初学者で、その基本的な知識もありません。
極めて簡単な例で、よろしくお願いします。

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kla********さん

2012/9/112:02:01

そもそも、

異議申立てとは、
処分を行った行政庁自体に対して行う不服申立て

審査請求とは、
処分を行った行政庁以外の行政庁に対して行う不服申立て

のことをいいます。

3項は、審査請求ができる場合の規定であり、5項では、「3項の場合以外」と言っているのですから、審査請求ができない場合、つまり異議申立てしかできない場合の話、ということになります。

1項は、処分のときに教示をしなかった場合は、その処分を行った行政庁に対して不服申立てできることを定めているのですから、結局5項に当たるのは、「異議申立てしかできない処分を行うときに、教示をしなかった場合」であり、そのような場合、その処分庁に対してとりあえず不服申立てをしておけば、初めから異議申立てがなされたものとみなす、ということになります。

具体例としては、例えば、農地法9条に基づいて、農林水産大臣が農地の買収処分を行うときに、その処分に対して異議申立てができる等の教示を行うのを怠った場合、処分の相手方は、農林水産大臣に対してとりあえず不服申立てをしておけば、それ自体を農地法53条に基づく正規の異議申立てとして取り扱ってもらえる、ということです。

おそらく質問者さんが引っ掛かっているのは、58条1項に基づいて行う不服申立ても、正規の異議申立ても、どちらも処分を行った行政庁自体に対してするのだから、わざわざ5項を設けてこれらを同じように扱う、と規定する意味がどこにあるのか、ということではないかと思いますが、どうでしょうか。

これについては、58条1項に基づく不服申立ては、あくまでも行政不服審査法に基づく申立てであり、例えば上記の農地法53条に基づく異議申立てとは、その趣旨も様式も異なることから、外形上それらは異なる申立てとして扱われるおそれがあり、ことによったら、もう一度正規の異議申立てをしてくださいなどと面倒なことを言われた挙げ句、もう期間が過ぎてますから申立ては受け付けられませんなどと言われないとも限らないので、こうしたことを防ぐために、初めから正規の異議申立てをしたのと同様に扱う、ということを明らかにしているのです。

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