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耐震等級3より上の木造建築というものは存在しますか?

tak********さん

2012/11/200:02:38

耐震等級3より上の木造建築というものは存在しますか?

現在、新築の検討をしています。
木造2階建て延べ床面積20坪(仮です)の検討ですが、ある工務店で
「耐震等級3は可能だが、構造計算が必要。構造計算をしなくても耐震等級3相当の家になるが確実に耐震等級3とは言えない。構造計算をすれば耐震等級3の2倍の強度に相当する許容応力度1(?)にも出来る。構造計算をする場合、費用は100万円」
と言われました。


Q1)木造で耐震等級3は可能だし、構造計算をしなくても3相当になっていると断言していますが、信じて問題ないでしょうか。

Q2)耐震等級3を超える基準があるのでしょうか?
(許容応力度という表現は私の記憶違いかも知れません。『応力』という言葉は使っていました。

Q3)構造計算100万円は妥当でしょうか?


私の知識不足で工務店の方が言っていた表現と異なる部分があるかもしれませんが、よろしくお願いします。

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tyo********さん

編集あり2012/11/210:17:54

まず耐震等級とは何というとこから。
数百年に一度発生する地震(震度6強から震度7程度)の地震力に対して倒壊、崩壊せず。数十年に1度発生する地震(震度5程度)の地震力に対して、損傷しない程度という位置付けで、耐震等級1が存在します。これは建築基準法に沿っていれば耐震等級1になりますので、新築の物件で耐震等級1がとれないという事はないです。(とれないと建築基準法違反)

耐震等級2や3というのは、耐震等級1に対して、等級2では1.25倍、等級3では1.5倍の地震時に起きる力を考慮して、設計します。(これまでの解説↓)
http://www.ads-network.co.jp/taishinsei/taishin-02.htm


>Q1)木造で耐震等級3は可能だし、構造計算をしなくても3相当になっていると断言していますが、信じて問題ないでしょうか。
木造でも耐震等級3は可能です。しかし、同じ耐震等級3でも構造計算をする・しないの違いはあります。続きはQ2で。


>Q2)耐震等級3を超える基準があるのでしょうか?
(許容応力度という表現は私の記憶違いかも知れません。『応力』という言葉は使っていました。

構造計算をする・しない(壁量計算をやっている)の比較をした分かりやすいホームページがありましたので、紹介します↓
http://www.chubusangyo.com/koho/kouzoukeisan.htm
っといってもごちゃごちゃ書いてあるじゃんと言う方は、一番分かりやすいところで言うと、柱や梁等の大きさを計算によって根拠をもって決めているという事です。これを許容応力度計算と言います。構造計算していないと、経験上の勘から大きさを判断する事になります。こういう所でも耐震等級をとっていると1.25倍なり、1.5倍の力がかかる事を予想して部材検討しないといけないので、やる・やらないの差は大きくなります。こういう意味でも構造計算を普段採用していない工務店さんは、構造計算してない方が基準になって考えてしまうので、耐震等級3でもさらにワンランク上の強度が必要だと感じるのでしょうね。



>Q3)構造計算100万円は妥当でしょうか?
もし延べ面積が20坪だと、私では10万円以下の金額になってしまうので、せめて10万円はくださいと泣きます。といっても計算書のみで良いのであれば5万円くれればやります。構造計算をやっている設計事務所→工務店のやりとりで、木造2階建てで、その辺によくある大きさでしたら、20万円まで行く事もあまりないです。そこから工務店のマージンが載ります。一般的にどれくらいマージンを載せているか分かりませんので、私は高いなと思いますが、その工務店にとっては普通な事のかもしれません。(とすると他の部分のマージンの載せ方も・・・・・怖いです。)


蛇足ですが、最初、質問者様の質問「耐震等級3より上の木造建築というものは存在しますか?」という題に対して違う回答を用意していましたので、一応紹介します。
耐震等級の他にも家の等級についてはいろいろな物があります。
↓ホームページの下の方「●住宅性能表示刷度とは・・」という所の表にいろいろな等級が載っています。
http://www3.ocn.ne.jp/~vam-k/archinow02.html
他はあまり知らないので、構造の安定の等級についての話になります。
耐風等級は2までしかありませんが、耐風等級2でも耐震等級3を上回る強度が必要な時もあります。例えば長方形の物件でそういう事が多いです。縦と横の比率の差が広がれば広がるほど、風の力に耐える為に家の強度を上げる必要がでてきます。耐風等級は結構軽視されていますが、設計上は耐震等級よりも上になる事があります。
積雪の等級の方はすみませんが、経験が浅く知識が不足なところもあり、耐震等級3を上回る事があるのか分かりません。
他にも、耐震等級3だと地震力を1.5倍で検討しているところを、自社規定で地震力を2.0倍で検討しているので、耐震等級3以上ですよと謳っているとこもあるみたいです。
等級としては耐震等級4がないので、上は無いのですが、設計の強度上、上回る事はあります。

最後に、木造でも軸組かツーバイ(2×4)かで、構造計算によって耐震等級をとる時の難易度が変わります。
ツーバイだとそんなに問題なく、工夫次第でいけるのですが、軸組の場合はそうはいきません。

ちょっと壁が少ないなと思う間取や、吹き抜けがある間取等は床の設計でつまずいてしまいます。
http://www.mokutaikyo.com/monthly/10.htm
↑の表の様に釘の間隔をどれだけで打ったら、どれだけの強度(倍率)がでます等と、設計に縛りがあるので、この範囲内の強度で設計できる家になってしまいます。(私に来る計算の物件では24mm合板を使用した最大の倍率をとってもおさまらない物件がよく来ます)
だからといって、軸組が悪いという事ではなく、他の部分でも軸組とツーバイで一長一短あると思いますので、トータル的に判断して決めてもらえれば良いと思います。(あくまで耐震等級をとる時の話になります)

質問した人からのコメント

2012/11/4 23:29:28

皆さん回答ありがとうございます。
一番納得のいった回答をベストアンサーとさせていただきました。

ベストアンサー以外の回答

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x34********さん

2012/11/213:56:26

耐震等級 2 と3 においては
「水平構面」の検討が必要となります。
耐力壁を増やせばよい、というものではありませんよ。

吹き抜けがある場合には
耐震等級3はかなり難しい。
間取りもかなり制限されます。
20坪なら、可能でしょう。

n_e********さん

2012/11/209:55:06

Q1 第一に木造の等級3は構造計算そのものは行わなくても取れます。
等級3相当 つまり基準法の1.5倍が嘘ではなくても
それは等級3とは異なるもの これもあり得ます。
本当に等級3同等かどうかは両方の設計の構造解析をしてみないとわかりません。

記述されてることは微妙に間違いが混じってます。
・構造計算を行わないで耐震等級3を取ることはできる。
・構造計算に基づいて耐震等級3にすることができる。
・構造計算を行わず耐震等級3相当(つまり勘)の建物を作ることができる。
・構造計算を行って耐震等級3の2倍の耐力の設計をすることができる。

Q2 基準はありません。 等級3以上の強度を持たせることはできます。


Q3 計算だけで100万は高すぎです。 ビルが建ちます。
実際には計算だけでなく構造図も起こすので20~30万くらいにはなるかと…


耐震等級3といっても構造計算を行わない木造の場合は、基準を満たしているかどうかで判断します。
基準を満たせば等級1の1.5倍は確保できるよう色々考えての基準なので
たいがい基準を満たせば1.5倍以上の耐力を持つようになっています。(余裕があるはずだが保障は無い)

一方構造計算を行う場合、確実に1.5倍の耐力を持ちますが基本的に余裕は持たせません。

色々耐震性能は気になるところではありますが
等級1は被害が出て等級3が無傷などという都合のいい災害に会う確率がどれほど稀なことかは
一度合理的に考えたほうが良いでしょう。どんな頑丈な建物も地盤から持っていかれれば一たまりもありません
地盤改良したところで支持地盤ごともっていかれたらどうにもならないです。
また耐震力は水害や津波にも無力です。

去年の震災でも地震の揺れそのもので倒壊したような家は相当古い元々耐震性の無い家が多く
その他の被害は地盤ごと持っていかれてるので耐震力そのものは役に立っていません。

win********さん

2012/11/207:02:22

A1)下記に示します
A2)現行法では等級3が最上位です(余力大3>2>1余力小)
A3)構造計算(許容応力度計算)単体では高い(30万程度かな)下記に補足します

木造でもツーバイフォー構造と同じように筋違ではなく外壁面構造と2Fの床面を24ミリ合板などにして剛床構造にすれば
等級3と言うのは、それほど難しい事ではありません。当方では、むしろ当たり前位の感覚ですね

>構造計算をしなくても耐震等級3相当の家になるが確実に耐震等級3とは言えない

これは、一理あります。と言うのは等級3というのは、性能保証住宅を取得する事により公に認定される物だからです
しかし、性能保証住宅登録には多くの書類作成・提出・訂正を伴い事務作業・図面作成が必要になりますので
○○万円単位の経費が掛かります(施主負担です)ので標準作業として性能保証住宅登録をしている業者は少ないです
(していれば、逆に営業トークとして必ずアピールしているはずです)
この結果、性能保証の基準に従って計画・施工はしているが、実際に登録はしてないので等級3相当でやっていると言う
表現になるわけです

>耐震等級3は可能だが、構造計算が必要

この表現は微妙というか、木造の構造チェックは筋違計算・1/4プランニグルール・仕口金物チェックの3本立てで成り立っています。
これを構造計算と称している人も確かにいます。設計士などの技術系の人間や審査系の人間は構造計算といえば、
許容応力度計算の事を指し、区別して言葉を使うのが一般的です。
因みに、等級3は上記3本立てチェック+準耐力壁計算で可能です(壁量計算の仕方も若干変わりますがやってる事は同じです)

>構造計算をしなくても耐震等級3相当の家になるが確実に耐震等級3とは言えない

前後の文章の繋がりをよく読むと、(3本チェックを構造計算と称している人なのだから)この表現は先ほどの事から
3本建てチェックをしていないとも読み取れます・・・
ここからが本題ですが、3本建てチェックは法律で決まっていますので作成義務があるといってもいいのですが、
確認申請上の提出は求められておりませんので未チェックの業者が存在する可能性は多いにあります。
傾向としては、自社の設計士がおり、図面作製をその設計士の実務していると言うような会社はたぶんチェック(有資格者として基礎中の基礎の事)していると思います。不安なのは、作図は営業がしたり、申請の時だけ社外の設計士に依頼したりする会社かな(申請に必要な図面だけじゃなく、チェックも同時依頼すれば済む話なんだけどなぁ・・・)

これらの事からすると、信じれるか?どうかは一度、過去物件の3本チェックの図面を見せてもらってはどうでしょうか?
スッと出てくるようなら、普段からチェックをしてるのだろうし、実際、等級3の結果が出ているのでしょう。
出てこなければ、上述のような面構造・剛床という辺りを参考にとなりますかね・・・


最後に構造耐力と金銭の事ですが、各等級は
建築基準法の内容を等級1、建築基準法の1.25倍の強さを等級2、建築基準法の1.5倍の強さを等級3
の様になってます・・・ですから等級3の2倍は基準法の6倍?これは不可能でしょう。
等級1の2倍なら基準法の2倍・・・これは有り得ます
と言うのが、3本チェックと言うのは、簡略法であるがゆえに、もともと結構なクリアランスをとって設定してるものなのです。
ですので、詳細計算に位置する許容応力度計算を行うと所定耐力より多く出る事が一般的なのです。
世間では、あたかも許容応力度計算の方が優れているかの様に言われていますが、実際は計算に掛けて持つのは、当たり前なんです・・・計算をして実質優位なのは梁への応力に対してばらつきを無くせるという事と、極端な集中荷重に対して適切に対応できる程度の事しかないんです・・・これらは2F建て程度ではケースとしてほとんどないですし、経験値で解消できまるものです、経験のある設計士なら、危ないと思えば完璧とまでは行かなくとも部分的に応力度計算をやったりしてチェックしたりもしてますし・・・(構造材加工がプレカットなら、プレカット屋もチェックしてます)

構造耐力を家づくりの中心に置かれたいならば、設計士の力量をご自身で量られる事ですね

で、費用ですが、三本立てセットを指しているなら「悪徳業者」
上述の性能表示登録と許容応力度計算のセットで「そこそこ、高いかなぁ」
許容応力度計算のみなら「激高!」って感じでしょうか・・・会社規模とかにもよりますけど・・・・

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