カトリックの神父になるには 必ず修道院に入らなくてはいけないのでしょうか? お願いします。

カトリックの神父になるには 必ず修道院に入らなくてはいけないのでしょうか? お願いします。

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カトリックの神父(司祭)は、修道院とは必ずしも関係しません。神父になるために修道院に入る必要は全くありません。 カトリックの神父になるスタンダードコースは、最低でも高卒の学歴で(実際には、大部分が大学卒か大学院卒)、その地区の神学校に入って6年教育のカリキュラム(高卒の場合、語学、人文科学など大学教養課程該当のカリキュラムがさらに追加される)を修了して司祭に叙階されるコースです。標準的な神学校は、カトリックの教区などが運営しており(現在は日本国内には司教団の共同運営の1校しかないはず)、修道院とは関係ありません。洗礼を受けて3年以上の独身男性信徒が、小教区(教会)の司祭の推薦などを受けて、入学します。卒業・叙階後は、その地区を統括する司教・大司教から任命された「教区司祭」として、教区内の教会の主任司祭などとなって働きます。これが、もっともベーシックな意味での「カトリックの神父さん」です。このプロセスに基本的に修道会は関係しません。教区の神学校の講師に後述の修道司祭が就任する場合はありますけれども。 これに対して「修道司祭」というコースがあります。これは、修道会に入会し、修道者としての誓いを立てつつ、修道会の運営する神学校(小さい修道会などの場合は自前の神学校を持たず、養成を教区の神学校に委託しますが)に入り、教区の神学校とほぼ同じカリキュラムで教育を受け、修道者として司祭に叙階されます。つまり、修道司祭は、修道者(修道会員)としての属性と司祭(神父)としての属性を兼ね備えた、ある意味特殊な(非常に数が多いので、カトリックの中では特殊という認識は全くありませんが)神父です。 特に日本の場合、運営が教区から修道会に委託されている教会が多くあり、そのような教会の主任司祭は教区司祭でなく修道司祭ですので、教区司祭と修道司祭の区別は、ますます付きにくくなります。例として、東京・四谷の麹町教会(イグナチオ教会)は修道会であるイエズス会に運営が委託されていますので、主任司祭はイエズス会の修道司祭です。 教区司祭は修道会員ではありませんが、修道司祭は修道会員にして司祭です。ただ、どちらも、司祭(神父)としての権能には全く変わりはありません。 修道会というのは、カトリック教会の基本である地区ごとの組織(教会・小教区、日本なら16地区に分かれている教区、国やそれに準じる地域単位で組織されている司教団など)とは全く別の、多くは国際的で独自な指揮命令系統を持った組織です。 おおもとは、自発的に教会のために生涯を捧げて奉仕する人(修道者)の組織です。修道者がすべて司祭になるわけではありません。まず、現在のカトリックでは女性は聖職者になれませんので、修道女(シスター)は、司祭になれず、カトリックの位階制度からすると生涯にわたって「平信徒」の扱いです。男性も、日本では少数ですが、司祭への道を選ばず、平信徒としての修道者にして奉仕者、すなわち、本来の意味での「修道士」となる人もおられます。この方々は「ブラザー」と呼ばれます。

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ThanksImg質問者からのお礼コメント

みなさん回答ありがとうございました。 詳しくわかりやすい回答ありがとうございました。 大変参考になりました。

お礼日時:2012/12/20 21:00

その他の回答(2件)

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司祭(神父)には修道司祭と教区司祭があります。 修道司祭は修道院で学びますので修道院に入りますが、教区司祭は神学校で学んで叙階されます。 神学校は大卒者なら6年、高卒者ならそれに教養課程を学ぶ期間がつきます。 基本的に共同生活です。 修道司祭は修道院に、教区司祭は小教区に所属し、生活の場もそこになります。

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修道院というか、イエズス会やサレジオ会、フランシスコ会などの男子修道会に入ります。 数年間神学校で勉強し、叙階の秘蹟を受けて司祭になります。 司祭は普段、神父様と呼ばれています。