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語源は諸説あるようです。まず、 1.“さば”は魚の“鯖”のこと。鯖を傷まないうちに急いで数えたことから、数がおおざっぱになったので、そこから数をごまかすことを「さばを読む」というようになったというのです。 2.江戸時代、漁場や魚市場のことを「いさば(五十集)」と言い、市場では悠長に数を数えていては間に合わないため早口になり、そのことを「いさば読み」と言っていました。その「い」が抜け落ちて「さば読む」となったというものです。 3.昔、寿司職人が寿司を握る時に、お客に出した個数を覚えておくため、飯台の下にご飯粒をつけていました。そのご飯粒のことを、鬼子母神などに供する少量の飯のことを言っていた「生飯(さば)」という言葉をあてて言うようになり、勘定をするときに数えたことから出来たという説です。ところで、「さばをうる」という言葉があるのですよ。「お嫁さんが無断で実家に帰る」ことを言い、広島県の旧加計町(現:安芸太田町)周辺の地方で使われている言葉です。山間のこの村に、島根県浜田漁港で取れた鯖を、山のようにかついで売りに来た行商の様子が、荷物をまとめて実家に帰るお嫁さんのように見えたことから、出来た言葉だそうです。
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