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2009/8/12 13:01

33回答

防犯カメラに映った自分の画像を消してくださいと言ってくけしてくれるのですか?別に悪い事をしてないのにカメラで撮られるのは不愉快です。

法律相談2,123閲覧

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防犯カメラの映像を、個人情報保護法に基づいて消してもらう事は、一般的に出来ないでしょう。 個人情報保護法では、自分の個人情報が自分の意志に反して利用されたり提供されることを防ぐために、第25条で開示、第27条で利用停止や消去などの本人の権利を定めています。 しかし、これらの権利行使の対象となるのは、「個人情報」ではなく、「個人情報」のうちの一部分である、「保有個人データ」に限られます。 「保有個人データ」とは、保護法第2条に定義されており、今回のご質問に関係する部分では、 ・特定の個人情報を電子計算機を用いて検索することができるように体系的に構成したもの ・特定の個人情報を容易に検索することができるように体系的に構成したものとして政令で定めるもの という要件があります。 一般に、防犯カメラの映像にはそこに写っている人物の氏名などのデータは記録されませんので、特定の個人情報を容易に検索することができるようになっていないと解釈されますので、「保有個人データ」ではありません。 (経済産業省のガイドラインQ&Aで、この見解が公表されています。) ですから、保護法の権利行使でカメラの設置者に映像を消してもらうことは出来ないです。 もちろん、カメラの設置者が、映像をネットに公開したり、防犯目的以外で利用している場合は、目的外利用の可能性があるので、都道府県などの個人情報保護窓口に通報して是正してもらう程度の事は可能です。

個人の秘密には該当しないので、原則的にはプライバシーの侵害にはになりません。 お風呂やトイレなどではなく、公衆の面前なので・・・・ 誰もが(プライバシーの権利)を有していますが、この権利は絶対のものではありません。 法的価値判断は、大なる利益のために小なる利益が犠牲になることを許容します。個人の容姿が本人の知らないうちに防犯カメラに撮影されていたとしても、それは防犯カメラの撮影範囲内を通過するわずかの間の映像であり、個人を特定して撮影しているものでもないので、防犯というカメラの設置目的と比較すれば小さな侵害であり、法的に問題となるものではありません。 よって、消してもらうことはできません。