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ドイツでナチスが台頭したのはフランスが第一次世界大戦で桁外れの賠償金をドイツに要求したからでしょうか?だとすればフランスは第二次世界大戦勃発の一因を生んだと言えますよね

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それはありますね。アメリカのウィルソン大統領は「勝利なき平和」を唱えましたが、対独強硬論の英仏に押し切られまいた。特にフランスは普仏戦争の恨みを持っていました。レーニンもウイルソンと同様な事を表明しまいたが列強は無視しました。 その反省から第二次世界大戦後、日独に法外な賠償請求が起こらなかった、と言われています。

まあフランスにも事情はありまして、戦費をアメリカと英国から借りて返済しなければなりません。こっちのほうは取立てが厳しいので、やむを得ずフランスはドイツからきびしく取り立てるしかなかったというのが真相であります。 米英がフランスから厳しく取り立てなければフランスも軟化したはずです。

おっしゃることも第二次世界大戦の原因のひとつとしてよく言われることですよね。 だからこそ、第二次世界大戦の戦後処理では敗戦国に多額の賠償金を求めなかったわけですし。(スターリンはドイツへ天文学的な賠償を求めようとしましたが、ルーズベルトとチャーチルの反対で断念しました) もっともナチス台頭は世界恐慌、ヴェルサイユ体制、ワイマール共和国の失敗など複合的な要因の産物です。 ゆえにフランスへの賠償はひとつの要因ではあっても、全てがそれに帰すほどの要因ではないでしょう。 ファシズム自体は戦間期に米英仏でも見られましたから、そこにドイツやイタリア特有の理由があったとは考えづらいでしょう。 世界恐慌こそがファシズムを生んだ土壌であり、恐慌の処理に苦慮する各国の議会制民主主義に対するアンチテーゼとして強権を求めたのだと考えられます。 ただし、ドイツやイタリアは米英仏と違ってファシズム政党を与党にしてしまいました。 ドイツにとって、その理由の中にフランスへの賠償金という要因も絡んだのでしょう。 フランスへの賠償金はナチスを生んだとは言えなくとも、ナチスを育てたとは考えらると思います。

それだけが原因ではありませんが、原因のひとつになっているのではないでしょうか。連合国賠償金委員会でドイツの賠償金減免の提案があった時、フランスが反対して通りませんでした。しかも賠償金を払わないという理由でルール地方を占領してしまいました。このためドイツでハイパーインフレが起こったことはご存じの通りです。 昔から隣同士の国でいざこざは絶えなかったと思いますが、フランスがあまりにドイツを追い詰めたため、「窮鼠猫を噛む」のたとえのような感情がドイツ国民の間に生じ、それがナチスの支持につながっていったことは否定できないと思います。