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「~を発送します」を丁寧語で「ご」をつけて「~をご発送させていただきます」と書いたら「ご発送」はおかしいんじゃないかと指摘を受けました。おかしいでしょうか?

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はい、おかしいと思います。私の前の回答の方とニュアンスは同じです。 発送をするのは、自分、自社。発送いたします、発送させていただきます。 ご、は、相手、他人に大しての丁寧語ですので、ご発送ください、ご発送願えますか、などのお願いをするとき、(意味合いがかわりますが、ご、という丁寧語に大しての説明、で意味合いをかえました。) 分かりやすい単語で置き換えます。理解する。 私は理解します。 私はご理解しますはあり得ないです。 あなたが理解してください。あなたがご理解くださいはあります。

あれ…皆さんと感覚が違うのかな。私は違和感を覚えます。 「送付」なら、「ご送付いたします」に違和感はありません。こちらが送り、相手に物がつくまでを表現した動作で「相手が関わる動作」という意味合いが強いからだと思います。 でも「発送」は、わざわざ(笑)相手が関わる動作(送付)を自分側の動作に分離した意味合いが強いように思います。つまり「発送→(運搬→)受け取り」という距離感がある動作ではないでしょうか。 似たものなら、例えば「募集」「告知」も相手が前提の向かう動作ですが、「ご募集(ご告知)いたします」とは言いませんよね。これと同様の違和感があるんです。敬語は数学とは違いますから、法則にすべて当てはまるわけでもなく、言葉により慣用の歴史や微妙な意味合いなどで様々な様態を持つように思います。 いかがでしょうか。

「お・御」はどんな敬語にも表れます。 例えば、謙譲語で「お話いたします」とか 「御心配申し上げます」など自分の行為でも 「お・御」が付きます。これを謙譲語の接頭語 といいます。 私の「発送」行為が先方の「受け取る」結果となります。 先方にも関わりがあるのです。 こんな場合、「お・御」を付けることは十分可能です。 従って、「~をご発送いたします」「~をご発送申し上げます」 などが可能です。 「~をご発送させていただきます」は流行の言い回しですが、 何か自分が恩恵を受けるのでもなく、相手に許可を受ける わけでもないのに、仰々し過ぎて嫌いです。

自分の行動などに「お/ご」をつけるのはおかしい? もう答えは出ていると思いますが、妙な流れになっている気がするので口を挟みます。 自分の行動などに「お/ご」をつけるのはおかしい……といった主張をする人は多いようですが、何か典拠があるのでしょうか。信頼できる資料にそのような記述があるなら、ぜひ教えてください。 たとえば、文化庁の「敬語の指針」(P.39)には下記の記述があります。 http://www.bunka.go.jp/bunkashingikai/soukai/pdf/keigo_tousin.pdf ================================引用開始 4 自分側に「お・御」を付ける問題 【16】自分のことに「お」や「御」を付けてはいけないと習ったような気がするが,「お待ちしています」や「御説明をしたいのですが」などと言うときに,自分の動作なのに,「お」や「御」を付けるのは,おかしくないのだろうか。 これは,どう考えれば良いのだろうか。 【解説】自分側の動作やものごとなどにも,「お」や「御」を付けることはある。自分の動作やものごとでも,それが<向かう先>を立てる場合であれば,謙譲語Iとして,「(先生を)お待ちする。」「(山田さんに)御説明をしたい。」など,「お」や「御」を付けることには全く問題がない。また「私のお菓子」など,美化語として用いる場合もある。 「お」や「御」を自分のことに付けてはいけないのは,例えば,「私のお考え」「私の御旅行」など,自分側の動作やものごとを立ててしまう場合である。この場合は,結果として,自分側に尊敬語を用いてしまう誤用となる。 ================================引用終了 【解説】の部分に不備がある気がしますが、〈自分の行動などに「お/ご」をつけるのはおかしくない〉ことの根拠としては、これで十分でしょう。 「不備」に関しては下記参照。 【文化庁「敬語の指針」に対する言いたい放題〈3〉】 http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2734.html 基本的にpetit_puisさんのコメントが正解です。 「~(さ)せていただきます」に関しても、petit_puisさんのおっしゃるとおりで、この場合は客の「許可」を得る必要はないので、「ご発送いたします」で十分でしょう。 ただし、〈逆に「ご」を付けなければなりません〉はちょっと言いすぎかな、と思います。「ご」をつけない「発送します」でも丁寧語です。それを「〜いたします」にした「発送いたします」でも謙譲語にはなっています。 これらは「間違い」ではありませんが、「ご発送いたします」に比べると敬度は低くなります。 敬度で考えるなら、以下のようになるでしょう。 発送します<ご発送します≦発送いたします<ご発送いたします 「ご発送します≦発送いたします」の部分はちょっと微妙ですかね。 以下は蛇足。 「ご発送いたします」は二重敬語と考える人もいるようですが、「敬語の指針」は「謙譲語Iと謙譲語IIの両方の性質を併せ持つ敬語」としています。 詳しくは下記をご参照ください。 http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n133372 自分の行動などにつく「お/ご」について詳しくは下記をご参照ください。 http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n133134 「~させていただく」(「~させていただきます」も同様)について詳しくは下記をご参照ください。 http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n132890 【追記】 mkmkmkmkmkmkmkmkmkmkmkmkmk_mさんがあげている下記のサイトに関して。 http://bizkeigo.koakishiki.com/question/question-3.html この記述はチェックしていました。 比較的信頼できるサイトと考えていますが、この問題に関しては疑問が残ります。 「国語の専門家の間でも意見が分かれるところ」とありますが、どう分かれているのかが不明です。 その問題はパスするとして、このサイトが問題にしているのは名詞につく場合です。動詞につく場合については下記のように書いています。 ================引用開始 「ご~申し上げる」「ご~いたす」という謙譲語の形にあてはめて、「ご質問申し上げます」「ご依頼申し上げます」「ご報告いたします」「ご確認いたします」「ご説明いたします」とするんですね。この場合の「ご」は謙譲語の一部だからOKというわけです。 ================引用終了 つまり「ご発送いたします」はOKでしょう。

【ご発送します/自分の動作に「ご」?】 いえいえいえ、おかしいどころか、逆に「ご」を付けなければなりません。 ただし、丁寧語ではなくこれは謙譲語です。 以下、長くなりますが説明します。 「自分の動作に“お”“ご”をつけるのはおかしい」という人はなぜか多くいますが、 謙譲語(自分の動作をへりくだって言う)を正しく使うためには、 「聞く→伺う」「見る→拝見する」「知る→存じ上げる」など不規則に変化し独自の謙譲形を持つほんの一部の動詞を除き、 ほとんどの場合、“お”や“ご”を自分の動作にむしろ使わなくてはなりません。 「お~する」 お作りする、お届けする、お渡しする、など 「ご~する」 ご案内する、ご紹介する、ご相談する、など これが、もっとも一般的な謙譲語の形です。 謙譲語は、全部自分の動作ですし、 “お”や“ご”を(“~する”や“~できる”とセットで)つけることで低く言っているのです。 「自分側に“お”や“ご”をつけるのはおかしい」としたら、 所有物や身内など、自分に属するもののことでしょう。 確かに、「お住まい」「お靴」「ご家族」「ご高齢」などは自分側に使えませんが、 動作に関しては、謙譲語ではむしろ使いまくるわけです。 敬語を教える文章の中でさえ、「自分の動作に“お”“ご”はつけない」と もっともらしく書いてあるのまで見たことがありますが、 謙譲語を使えていないのではないだろうか?まさか相手の動作に謙譲語を使ってやしないか?(敬語のつもりでも逆にとても失礼。ただの丁寧語のほうがまだマシ)と、いつも疑問に思います。 なお、「~させていただきます」には注意が必要です。 現在唯一の、公的機関による指針、文化庁の「敬語の指針」p43では、 >ア)相手方または第三者の許可を得て行い、イ)そのことで恩恵を受けるという事実や気持ちのある場合 を、「させていただく」の条件としています。 「発送」がお客から頼まれたものでない場合は、 「ご発送いたします」が適切だと思います。 文化庁「敬語の指針」(PDFです) http://www.bunka.go.jp/bunkashingikai/soukai/pdf/keigo_tousin.pdf#search='%E6%95%AC%E8%AA%9E%E3%81%AE%E6%8C%87%E9%87%9D+%E3%81%95%E3%81%9B%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%9F%E3%81%A0%E3%81%8F+%E5%8F%97%E7%9B%8A' 追記: 紛らわしくてすみません、当方は原文(binbohimasasi108さんの案)を見て、 これは謙譲語の「ご~する」の形だと解釈しましたので、丁寧語には言及しませんでした。 謙譲語の話であることは冒頭でお断り済みではありますが、中でも、 やはり原文を生かし、また、このカテでのご質問がほとんどそうであったように、 より敬度の高い(「もっとも一般的な」は紛らわしい)ものについてお話ししました。 丁寧語や、敬度を抑えた謙譲語も含めるのであれば、 “「ご」を付けなくてはなりません”が言いすぎであることは、他のかたのおっしゃる通りです。