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2007/2/21 21:46

吸気制限のエアリストリクターが装着されたトランペットを、 内外2重に繋ぐ細工を施し、いつもは一体で隙間がないのに、 ターボとトランペットをクルマにブラケットで取り付けると、 その締めこむ力で2重トランペットが分離して隙間ができて、そこからも吸気し始めるシロモノ。 リストリクターサイズは、クルマから外した状態でしかチェックしないのに目を付けた、実に巧妙な手だて。 他が、大柄なブラケット使わないのに、なんでトヨタはこんなめんどくさい取り付けするんだ? って感づいた係員の確認であっさりばれた。 (その後、リストリクターのチェックはサイズだけではなく、クルマに付けた状態で、 エンジン始動し、リストリクター部をゴムまり(!)などで塞ぎ、何分後にエンジン停止するかなど、 クルマに装着状態でのチェックはいるようになりました) あまりのひどさに、そーゆーのは露骨には公表しないのが常のFIAも、 写真解説付きで発表してる有様。 当時のAS誌の表紙に「恥知らず!TOYOTA!」とデカデカと書いてあったほど、 モータースポーツ好きとってはショッキングな出来事。 その年のサンレモから付けましたって白状したけど、 実際そのサンレモから突然速くなってるので、もう確信的にやった如何様。

95年にトヨタST205セリカのエアリストリクターという吸気制限をする部品に細工をし、 レギュレーションで横並びで規制されている最高出力を大幅にあげていた事件です。 悪質だったのは、部品を取り外して単体で検査する分には違法部分が隠れるようになり検査をパス。 取り付けてエンジンが始動すると負圧で構造が機能するという巧妙なものだったようです。 *吸気制限の部分に隙間が出来て、そこから余分に吸気する仕組み。 かなり悪質だという事で、FIAから全ポイント剥奪。1年間の出場停止処分になりました。 実際には2年後のカローラWRCがでるまでトヨタはワークス活動を停止していました。