面倒だが、未来の子供の為に、ひとつづついくか。 法人税ってのは、会社の儲けにかかる税金で、このお金が、国を維持、運営していくお金になるんだ。 会社は他にも消費税、他の税金もおさめているよ。 なので、法人税がないと、日本国を維持、運営していく為のお金が少なくなっちまうんだ。 それで、アマゾンはインターネットで注文をしているだろ。 じゃあ、その注文はどこで受けているかと言うと、アメリカで受けているんだ。 この当りが判りにくいと思うので、もう変えていうと、 君がアメリカ人Ａ君だとするだろ。 Ａ君は欲しい漫画がある。 しかし、自分の住んでいる所には漫画をおいてる店がない。 それじゃあ、日本の書店に直接注文すればいいじゃあないか、と思いつき通信販売を使って本を注文した。 注文を受けた日本の書店は、海外からの注文がきたので、Ａ君の住んでいる国、アメリカにある在庫を、Ａ君のお家に届けた。 注文を受けた国は日本で、会社は日本にあるから、税金は日本の会社が日本国に払う訳だ。 アマゾンも場合も、同じで、アメリカで注文を受けて、アメリカの会社がアメリカと言う国に税金を払っている訳だ。 アマゾンは、日本で物売っている様にみえるけれとも、実は日本に会社がなくて日本で物は売っていないお店と言う事なんだな。 昔なら海外から荷物を送る事になって関税と言う海外からの荷物に税金をうけて、その問題を回避できていたけれども、今は、海外から送らない形で販売が出来る様になってしまったもんで問題を生んでしまっている訳だ。 特に、アマゾンの場合、アメリカの国の会社でアメリカに税金を払うから、如何に日本が損失を受けても、アメリカと言う国がアマゾンを守ってしまいルールもねじ曲げてしまっているんだ。 インターネットと言う国境のないものが、身近な生活の場に入りこんでいて、国境と言う国と言うもの自体をかんがえなおさなければならない時代になりつつあるんだよ。