最後にSDK Manager上に表示されていたSupport Libraryのリビジョンは23.2.1ですが（それはObsoleteの表示で確認できますね）、4月8日ごろには23.3がリリースされていました。ただ、それもSDK Managerで取得できるようにはなっておらず、単独パッケージとしての配布は実は1月くらい前にとっくに廃止されていたようですね。また、今日になってさらに23.4がリリースされていますが、これも同様です。 どうも、Support Repositoryさえ入っていれば、Support Libraryの機能は使えるようですね。実際、Android Studioでやってみると、SDK Manager上でSupport Library 23.2.1を削除した状態で、build.gradleで23.2.1のライブラリーを指定しても正常にビルドは通っちゃうんですよね。Repositoryを最新に更新すれば、Support Library 23.4も利用できます。 Support Libraryの機能に該当するファイルは extras\android\m2repository\com\android\support の下に展開されていますが、これらは最近になって新設されたわけではなく以前からも存在するのです。単独パッケージで配布されていたSupport Libraryとこれらに違いがあったのか、私にもよくわかりません。 単独パッケージの配布はEclipseによる開発環境のための名残で、Android StudioがリリースされてSupport Repositoryが必須になってからは、実はとっくに入れる必要がないものだったのかも。今まで、SDK Managerを起動したときにSupport Libraryが未インストールだったら勝手にチェックが入るのでついインストールしていましたが、それに踊らされて用のないことをしていたのかもしれませんね。まったく、Android開発環境はややこしいです。