器物損壊の罪は刑法261条に規定があります。3年以下の懲役又は30万円以下の罰金もしくは科料に処せられます。恐らく酔っぱらって又は八つ当たりで看板を蹴飛ばしたのですかね？それにしても拘留10日とは穏やかではありません。かなり悪質な印象を警察と検察に抱かせたのではないですか？看板の所有者と些細なことで喧嘩になり相手には手を挙げなかったが看板を壊して憂さを晴らしたとか、そういったことが原因なのではないですかね？質問の内容だけで決めつけるのは問題がありますが、お店の方が警察を呼び現行犯で逮捕され当初容疑を否認していたので拘留期間が長くなったように考えられるのですが？いずれにしても、器物損壊罪は、親告罪と言って示談が成立すればお店の方も告訴を取り下げ何もなかったことになります。貴方の彼氏も裁判で無罪になるかも知れませんが、どちらが非があるにせよ意地を張らずに示談で解決されることを希望します。物を壊した責任は消滅しません。そしてかんじんの御質問ですが、1番目は警察としては面倒なので事件を終了させたいとの意思の表れ、２番目は、 貴方が警察に行って事情を聞きそして貴方の思いを話しどうしたらよいか相談したら如何ですか。警察を介してお店の方と接触しなければ話がこじれますよ。3番目は、起訴するか不起訴で終わるか拘留期限までは拘置されます。否認していれば拘留期限が延長されないともされるとも何とも言えません。 起訴されて有罪になればいわゆる前科者になります。早く 良い方向に向かわれることを祈ります。只貴方の彼氏の言い分は貴方が良く理解してあげなければいけません。貴方が良かれと思ってしたことが仇になるかもしれません。意思の疎通はちゃんとしなければだめですよ。彼氏の了解を得て動かなければなりません 補足 刑事訴訟法248条（起訴便宜主義）に、犯人の性格、年齢及び境遇、犯罪の軽重及び情状並びに犯罪後の情況により訴追を必要としないときは、公訴を提起しないことができる。とあります。 示談をするのは器物の損壊を認め、相手方にお詫びをしそして告訴を取り下げてもらうことです。示談はあくまでも加害者本人がするんですよ。本人が拘置所に入っているので代わりに親がしなければ仕方ないので警察が親に通知したのではないですか。 248条にあるように＜犯罪後の情況により訴追（起訴）を必要しないとき）に示談は該当します。示談をすれば不起訴処分になります。但し、加害者に余罪があればそれが障害となる場合があります。 それから、起訴（公訴提起）の権限は検察官ですが警察と連係して捜査していますから警察から検事さんに不起訴処分をお願いしてもらうことは可能です。 248条に＜提起しないことができる＞の意味は検察官の任意と言うことですが、今回の犯罪は微罪ですから被害者と仲直りすれば大目に見てもらえます。 早く示談して釈放してもらったほうが得ですよ。意地を張っている場合ではありません。