①縄跳びと骨端線の関係は切り離せません。まず骨端線についてご説明します。
骨端線とは、『骨の端にある軟骨が骨に変化していく境目の部分』に当たります。
この軟骨と骨の境目の線がある間は、骨は縦の方向に成長します。
分かりやすく言うと、骨の縦の方向の成長とは、腕・足・胴が伸びることにあたります。
②ジャンプによる骨端軟膏への刺激
ここで、ご説明する骨端軟骨は、骨端線と同じと考えられて結構です。
骨端軟骨に刺激を与えると、身長が伸びやすくなります。
骨端軟骨に刺激を与えるためには、『ジャンプする運動・ジャンプするスポーツ』をすると効果的です。
骨端軟骨に刺激を与えると、成長ホルモンの分泌が非常によくなります。その結果、骨の形成リズムもよくなり、身長はスムーズに伸びていきます。
③縦方向に跳ぶと、脳下垂体を縦に振ることができるので、これによっても、成長ホルモンの分泌が非常によくなります。
④縄跳び
縄跳びをすることで骨端軟骨に刺激を与えて、身長が伸びます。これが、縄跳びが、身長を伸ばす理由として、1番大きなものです。
しかし、長い時間、縄跳びをするのはよくありません。また、高く跳び過ぎるのもよくないです。ひざと足首に負担がかかるからです。
15分だけの縄跳びでも効果があります。
個人差があるので、30分縄跳びすると、脚が痛いと感じる人もいます。
この場合、一度中止するべきです。2日~3日して、痛みが取れたら、15分の縄跳びに切り替えてください。
逆に、縄跳びが効果があり、もっとした方がよいとお感じでしたら、30分縄跳びをした後は、休みを入れながら跳びます。
また、コンクリートやアスファルトでの縄跳びは避けましょう。土やグランドなどの上で行いましょう。
縄跳びの跳び方の注意点ですが、体の力を抜き、両足をそろえて、垂直に跳んでください。
ジャンプの高さは、2~3cmが最適です。2重跳びなどは、脚全体、特にひざと足首に負担をかけるので、あまりしないようにしましょう。
『骨端軟骨に刺激を与えると、成長ホルモンの分泌が非常によくなります。その結果、骨の形成リズムもよくなり、身長はスムーズに伸びていきます』ということも縄跳びに当てはまります。
『縦方向に跳ぶと、脳下垂体を縦に振ることができるので、これによっても、成長ホルモンの分泌が非常によくなります』これも、縄跳びに当てはまります。
しかし、残念ながら、肥満体型の人には、縄跳びは適していません。脚を痛めます。